ニュースリリース
2023年06月26日 掲載
令和4年度から、対面形式とオンライン形式を交えたハイブリッド形式でミヤダイミライ塾「みやざき未来研究所」を実施しています。本講座は、少子高齢化や事業承継問題など、地域が抱える課題が多様化するとともに、地域において分野を超えたノウハウの共有・連携などの重要性が高まっていることを背景に、神奈川県知事補佐官を務める宮崎県都城市出身の脇雅昭氏が講師・コーディネーターをつとめ、宮崎のさらなる活性化に向けて議論を深めていくことを目的としており、宮崎県や宮崎県工業会、宮崎県商工会議所連合会の後援を受けて実施するもので、学生のみならず一般の方も無料で受講することができます。
△ 脇 雅昭 氏
令和5年6月16日(金)に「GX―グリーントランスフォーメーションー」と題して本講座のコーディネーターである脇氏のほかに、経済産業省資源エネルギー庁 需給政策室/調査広報室長 廣田大輔氏をお迎えして参加者と「GX」について意見交換をしました。
△ 経済産業省資源エネルギー庁 需給政策室/調査広報室長 廣田 大輔 氏
廣田氏は、エネルギー政策は、安全性はもちろんのこと様々な視点から考えられていることや他国と比べて日本の国土は狭いのでどのような技術をどう活用して突破するか、資源外交の話など盛りだくさんの内容をお話しくださいました。また、「経済産業省職員のお仕事」についてもお話があり、『抽象論・評論は無意味、すべては具体策・現場主義、積み重ね』という言葉が印象的でした。参加者から多くの質問をいただき大変盛り上がりました。
△ 脇氏と廣田氏との意見交換の様子
また、宮崎市職員でグラフィックレコーダーでもある小川綾氏が講義の要点をまとめたグラフィックレコードをその場で披露し、参加者の歓声が上がりました。
△ 宮崎市×グラフィックレコーダー 小川 綾 氏 ご提供グラフィックレコード
次回第4回は7月14日(金)「大企業のスタートアップ編」を予定しており、4回目以降からの参加者も随時募集しております。詳細につきましては下記URLをご覧ください。https://www.miyazaki-u.ac.jp/kscrs/news/2023/06/1.html
脇 雅昭氏;宮崎県都城市出身。2008年に総務省に入省。47都道府県の地方公務員と中央省庁の官僚の交流の場となる「よんなな会」や、1,100を超える自治体職員が加入している公務員限定のオンラインプラットフォーム『オンライン市役所』の発起人。現在は神奈川県庁に出向し、知事補佐官として勤務。宮崎大学客員教授も務める。
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