ニュースリリース
2023年06月30日 掲載
令和5年6月30日(金)、特定サイバー防犯ボランティアの委嘱状交付式が宮崎大学にて行われ、宮崎県警サイバー防犯対策課の皆さんが立ち会う中で、宮崎県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課長の小野哲也氏が工学部の学生ボランティア11名(新規8名、継続3名)に対して委嘱状を交付しました。
今回は、新規に委嘱状の交付を受けた学生のうち、7名が女子学生ということも特徴の一つです。交付式終了後、福岡達也警部補から、社会問題となっている闇バイトについての種類・募集手口などの説明が行われたほか、詐欺サイトについても概要説明が行われました。
また、閲覧可能な状態にある偽サイトや詐欺サイトがないか、実際に、インターネット上でのパトロールを実施。怪しいと思われるサイトのURLを宮崎県警察本部安全部サイバー犯罪対策課に報告しました。
△ 実際にパトロールを行う様子
宮崎県警によれば、年間の宮崎県警への相談件数に占める不正アクセスに係る相談件数が2017年度から右肩上がりに増加し始め、2022年度の不正アクセスに関する相談件数は308件(2021年度は312件)と、高止まりの状態が続いています。
宮崎大学では、これまでも、工学部工学科情報通信工学プログラムの岡崎直宣教授や油田健太郎准教授が宮崎県サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザーを務めてきましたが、2017年度からは、情報通信技術に係る高い知識を持つ工学部学生もサイバー防犯ボランティアの委嘱を受けるようになり、これまでにのべ64名が委嘱を受け、今回の委嘱で合計のべ75名となります。
△ 交付式に出席した学生の皆さん
宮崎大学では、情報化被害を未然に防止する取り組みに積極的に協力し、安全で住みやすい地域づくりに貢献していきます。
【参考情報】 ▼令和7年度(令和6年度入試)から、宮崎大学工学部のプログラム名称と入試方法が変わります。 https://www.miyazaki-u.ac.jp/tech/mediadata/pdf/r07_exam.pdf
▼宮崎県警察サイバー犯罪対策課ではサイバー犯罪の被害相談等を受け付けています。 宮崎県警察サイバー犯罪対策課電話番号:0985-31-0110(代表)
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