宮崎大学
ニュースリリース

宮崎大学客員教授・客員研究員を中心に構成するグループが キッズデザイン協議会会長賞を受賞

2023年09月29日 掲載

令和5年9月27日(水)、宮崎大学教育学部高橋るみ子研究室と宮崎大学大学院教育学研究科を修了した3人が結成したコンテンポラリーダンスカンパニー「んまつーポス」が、対馬博物館と宮崎大学発ベンチャー企業一般社団法人namstrops(代表理事:高橋るみ子/宮崎大学)とパートナーシップを組んで展開した「創作ダンスで校歌を残すプロジェクト」が「第 17回キッズデザイン賞」のキッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。

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代表して賞を受賞する豊福氏


このデザインの中心を担った「んまつーポス」は、高橋るみ子氏(一般社団法人namstrops代表理事/宮崎大学産学・地域連携推進機構客員教授)、豊福彬文氏(宮崎大学国際連携センター客員研究員)、野邊壮平氏(透明体育館きらきら/国際こども・せいねん劇場みやざきエグゼクティブディレクター)および児玉孝文氏(MIYAZAKI C-DANCE CENTER代表理事)が2006年に設立した団体で、国内外から高い評価を受けています。

授賞式において代表して賞状を手にした豊福氏は「"誰一人取り残さない"世界の実現(SDGs)に向けて、これまで数多くのプロジェクトをデザインしてきました。キッズデザイン賞のおかげで、どのプロジェクトも価値向上や認知向上、関係者の意識向上に繋がっています。ただ、全国でみても九州でみてもキッズデザイン賞受賞者が宮崎県には少ないです。
宮崎をキッズデザインにあふれる県にしたい!と強く思っています。子どもに良いということは、子育て世代や高齢者にも住みやすい。そして、県外からの移住者、特に子育て世代が増えるのではないか、とすごく賛同してくださる方も多いです」と今後への期待を述べました。

今後の更なる活躍を期待します。



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豊福氏(左)と一般社団法人namstrops職員・映像作家の西純之介氏(右)



【賞名】
KIDS DESIGN AWARD 2023 キッズデザイン協議会会長賞

【受賞部門】
子どもたちの創造性と未来を開くデザイン / クリエイティブ部門

【受賞作品名】
創作ダンスで校歌を残すプロジェクト

【応募団体名】
んまつーポス / 対馬博物館 / 宮崎大学発ベンチャー企業 一般社団法人namstrops

【受賞カテゴリー】
 コミュニケーション アート・創作

【作品概要】
閉校しても「校歌をいつまでも残したい」という子供たちの願いを叶えるプログラムをデザイン。着眼点は、創作ダンスと"地域の文化と歴史、民俗" が息づく子供たちのカラダ。んまつーポスと対馬博物館は、対馬市の子供たちと校歌で創作ダンスし、対馬で育まれたカラダだからこそ生み出すことのできた身体表現を収集・保存・展示しました。

【受賞理由】
 少子化等により閉校する学校で校歌が二度と歌われなくなるといった話も聞かれる。校歌は学び舎だけでなく地域の様々な記憶を留めるうえでも大切なものである。歌うだけではなく、創作ダンスを組合せて、共作、共有するというクリエイティブな取組として評価した。

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