宮崎大学
ニュースリリース

みやざき未来研究所  第9回「ESG投資家の危機―SDGsは本当に達成できるのか?」を実施

2023年12月22日 掲載

令和4年度から、対面形式とオンライン形式を交えたハイブリッド形式でミヤダイミライ塾「みやざき未来研究所」を実施しています。

本講座は、少子高齢化や事業承継問題など、地域が抱える課題が多様化するとともに、地域において分野を超えたノウハウの共有・連携などの重要性が高まっていることを背景に、神奈川県知事補佐官を務める宮崎県都城市出身の脇雅昭氏が講師・コーディネーターをつとめ、宮崎のさらなる活性化に向けて議論を深めていくことを目的としており、宮崎県や宮崎県工業会、宮崎県商工会議所連合会の後援を受けて実施するもので、学生のみならず一般の方も無料で受講することができます。

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△日本生命保険 PRI理事 木村 武氏
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△講師の脇 雅昭氏



令和5年1215日(金)に「ESG投資家の危機感ーSDGsは本当に達成できるのか?」と題して本講座の講師である脇雅昭氏と、特別ゲストに日本生命保険 執行役員 PRI理事の木村 武氏をお迎えし参加者と「世界と日本のSDGsとESG投資について」について意見交換をしました。

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△意見交換の様子
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△会場の様子


木村氏は、世界と日本のESGの対応、現在のSDGsの現状についてお話し、投資家として短期的な収益だけでなく、長期的に社会課題を解決することを考え企業の持続可能な基盤づくりに投資していくと述べられました。参加者との意見交換では「いま現在は投資の余裕がないが意識が低いわけではない、日本の主権者教育について考えたい、SDGs達成はあきらめずに取り組みたい」との意見が出ました。

また、宮崎市職員でグラフィックレコーダーでもある小川綾氏が講義の要点をまとめたグラフィックレコードをその場で披露し、参加者の歓声が上がりました。

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次回第10回は『林業から森林業へ』と題して1月29日(月)に地域デザイン棟で開催を予定しております。10回目以降からの参加者も随時募集しております。

詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.miyazaki-u.ac.jp/kscrs/news/2023/11/612910.html

脇 雅昭氏;
宮崎県都城市出身。2008年に総務省に入省。
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都道府県の地方公務員と中央省庁の官僚の交流の場となる「よんなな会」や、1,100を超える自治体職員が加入している公務員限定のオンラインプラットフォーム『オンライン市役所』の発起人。現在は神奈川県庁に出向し、知事補佐官として勤務。宮崎大学客員教授も務める。

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