ニュースリリース
2021年06月30日 掲載
令和3年6月10日(木)、くしまアオイファーム(宮崎県串間市)から池田誠代表取締役会長、奈良迫洋介代表取締役社長および堀内翔斗取締役副社長の3名を招き、宮崎大学企業フォーラムを実施し、地域デザイン棟会場では対面で17名が受講したほか、Zoom を利用したオンライン形式で宮崎県内外の大学生、市民など57名が受講しました。
本フォーラムは、宮崎大学地域デザイン講座が主催し、本県を拠点に成長を続ける企業などについて学生に知ってもらうことなどを目的に実施するもので、これまでも「旭化成株式会社」「JA宮崎経済連」「安井株式会社」などの宮崎の地元企業の現役の開発者、研究者、会社幹部などを招き、企業の現実を語る講師を努めていただいています。今回の開催で、2018年からの開催数が9回を迎え、受講者は累計で500名を超えました。
今回は、はじめに、池田誠代表取締役会長から、「強い農業はこえていく!そのための挑戦」と題して、宮崎県最南端に地理的ハンディを抱えながらも、2030年までに、売り上げ100億円を目指して新たな事業に挑戦し続ける企業方針について紹介されました。また、会社が公の組織となり、真に地域に貢献できる組織を目指して、2代目社長は世襲制ではなくて、社員による選挙で選出したことや、独自の制度「ほんの気持ち手当」により、社内の隠れたキーマンを把握して評価する他の企業にはない特色ある取組が紹介されました。
続いて、堀内翔斗取締役副社長から、コロナウィルスの影響による輸出コストの増大やさつまいもの病気である基腐病(もとくされびょう)の蔓延により、大打撃を受けながらも前に進み、「宮崎から、串間市から、世界の未来を変えていく」という信念を持ってグローバル展開をしている状況が説明されました。
最後に、奈良迫洋介代表取締役社長から、宮崎大学との共同研究について説明があり、産学連携を加速化させることが企業をささえ、成長させるエンジンになると語られ、質疑応答の時間では、多くの学生から質問が寄せられ、予定時間を大幅に超過するほどの質問が上がり、大盛況のうちに終了しました。
宮崎大学では、今後も様々な団体と連携しながら各種講座・イベントを企画するとともに、それらをオンライン形式で配信することで、県内の高校生や大学生、一般市民に広く学びの機会を提供しながら、若者の地元定着およびU・I・Jターンを推進していきます。
次回は、6月24日(木)に株式会社デンサンをお迎えして開催します。
https://www.miyazaki-u.ac.jp/rdc/event/1971/
池田 誠 代表取締役会長
堀内翔斗 取締役副社長
奈良迫洋介 代表取締役社長
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