ニュースリリース
2021年07月12日 掲載
令和3年6月26日(土)、宮崎大学農学部田野フィールドにて、小学生親子向けの公開講座「ミツバチの世界を知ろう~ミツバチの一生とハチミツができるまで~」を実施し、親子12組が参加しました。
本講座では、農学部田野フィールド内にてミツバチの巣箱を設置管理する養蜂家が講師となり、ミツバチの生態や人間がミツバチから受ける恩恵、ミツバチの生きる環境やミツバチを守るためにできること、養蜂家の仕事についての講義を行いました。
教室内にはガラス張りの観察箱が用意され、女王蜂の産卵の様子や雄蜂と働き蜂の違いなど、普段見られないミツバチの巣箱内の様子に、女王蜂を探したり、死骸を運ぶ働き蜂を見て質問したり、と親子ともに興味津々で観察しました。
また屋外のデッキでは、巣箱の中に入れる巣枠を一組1つずつ制作する仕事体験をし、金槌、釘や針金を使って蜜ろう巣礎を貼るまで親子で協力しながら作業しました。その他、会場には蜜ろうクレヨンで絵を描くコーナーや、絵本、蜜ろうラップや蜜ろうキャンドルなどの紹介展示のほか、ハチミツの採蜜時期による味や色の違いを比べるはちみつコーナーが用意されました。
参加者からは、「ミツバチの観察が楽しかった、蜂のおうちづくりができて良かった」、「ミツバチの世界は複雑で興味深く、とても面白かった」「スプーンいっぱいのハチミツをミツバチに感謝して食べようと思った」などの感想が寄せられ、好評を博しました。
今後も田野フィールドでは、森林や環境に関わる様々な講座を実施していく予定にしています。
ミツバチについての講義
ガラス張りのミツバチ観察箱
デッキで巣箱の中に入れる巣枠を作る親子
蜜ろうでできた巣礎を枠に貼る作業
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