ニュースリリース
2023年04月24日 掲載
令和 5 年 4 月 21 日(金)、地域資源創成学部食品科学研究室(指導教員:山崎有美准教授)は、社会福祉法人木花福祉会木花こども園において、宮崎の食を学ぶ「カラーピーマンの苗植え会」を実施し、園児38名が参加しました。
同研究室では、日頃から「食の機能」をキーワードにした教育研究活動を推進しており、この活動の一環 として、子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることを学ぶ総合的な教育である"食育"に取り組んでいます。
ピーマンは温暖な気候を好む作物で、宮崎県においては昭和40 年頃から栽培が拡大、現在ではその生産量が 全国第二位と県を代表する作物となっています。また、ビタミンCを豊富に含む機能性にも優れた作物であるものの、その独特の苦みから子どもには好まれない傾向があります。
そこで、今回は子どもたちが自ら育てたピーマンを食べるという過程を通して「食材のありがたさ」や「食べる喜び」を楽しみながら知ってもらい、ピーマンに興味関心を持ってもらう機会とすることを目的として、比較的苦味の少ないカラーピーマンの苗を植えることに。まずは、大学生がクイズ形式を交えながら花の色などカラーピーマンの特徴を説明した後、実際に園に隣接する畑で「何色のピーマンができるのか楽しみ」とわくわくしながら、ピーマンの苗を植えていました。
宮崎大学地域資源創成学部食品科学研究室では、地域の保育園や幼稚園などと連携しながら食育活動を推進し、生涯を通じて、食べる力を養う素地醸成を目指していくこととしています。
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