本学の教養教育は、本学が目的とする「未来共創人材」の基盤となる資質・能力を育成することを目的とします。「未来共創人材」とは、様々な経験を通じて世界の変化を学び新しい価値創造に向けてチャレンジする行動力のある人間、地球規模の視野に立ち領域融合型の知識・理論を活用し公共の福祉の実現に貢献できる人間です。
本学の教養教育の目的を達成するために、教養教育は、「導入科目」、「課題発見科目」、「未来共創科目」の3つの区分で構成し、それぞれの区分において以下の資質・能力(学士基盤力)を育成します。
「導入科目」は、学習スキル、コミュニケーション・スキル、情報倫理、数量スキル等、大学で必要となる基礎的能力を育成する。
「課題発見科目」は、情報科学、人文科学、自然科学、及び学際的な分野の知識を理解し、現代社会の抱える諸課題を主体的に探究し、俯瞰的に捉える思考力を育成する。
「未来共創科目」は、地域をフィールドとした学びを通じて、能動的に社会の課題に向き合い、長期的視点で未来を展望する力と、多様な他者と協働・共創し社会の発展のために関与する力を育成する。
教養教育の学修成果は、以下のように評価します。
学修成果 | 測定方法 | |
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教養基礎力 | 【導入科目】 1. 大学で学ぶための心構え(学問の意義、学修の方法、キャリア形成など)、自己の所属する教育課程の目的を理解している。 2. 高度情報化時代に対応できる基本的な情報処理能力を身につけている。 3. グローバル化社会で活躍するための外国語コミュニケーション能力を身につけている。 4. 専門教育において必要とされる基本的知識・技能を身につけている。 |
・カリキュラムマップにて示す「教養基礎力」に係わる科目の修得 ・カリキュラムマップにて示す「教養基礎力」に係わる科目の授業評価における達成度に関する自己評価 |
教養的課題発見力 | 【課題発見科目】 1. 情報通信技術(ICT)や数量的スキルを用いて、多様な情報を情報倫理に則り収集・分析・評価し、効果的に活用することができる。 2. 人文、社会、及び芸術分野の知見に触れ、人間の理解及び自己と社会の関係について論理的に考えることができる。 3. 自然、生命、及び技術分野の知見に触れ、自然環境、生命現象及び先端技術の今日的課題を科学的に考えることができる。 4. 地域、国際、及び学際分野の知見に触れ、現代社会の抱える諸課題を複眼的に考えることができる。 |
・カリキュラムマップにて示す「教養的課題発見力」に係わる科目の修得 ・カリキュラムマップにて示す「教養的課題発見力」に係わる科目の授業評価における達成度に関する自己評価 |
地域構想・実現力 | 【未来共創科目】 1. 地域及び国際的社会において活躍する人材のキャリア形成に関する学び通じて、能動的に社会の課題に向き合い、長期的な視点で未来を展望できる。 2. 地域のコミュニティと連携したPBLやアントレプレナーシップ教育を通じて、社会人や地域住民等と協働・共創し、社会の課題の解決に関与できる。 |
・カリキュラムマップにて示す「地域構想・実現力」に係わる科目の修得 ・カリキュラムマップにて示す「地域構想・実現力」に係わる科目の授業評価における達成度に関する自己評価 |