宮崎大学
ニュースリリース

医学部看護学科が 「健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)」 最優秀賞を受賞

2023年01月06日 掲載

第11回健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)」(主催:厚生労働省・スポーツ庁、募集期間:令和4年7月1日~8月31日、表彰式:令和4年11月28日)において、看護学科 地域看護学領域が実施している取り組みが厚生労働大臣賞 最優秀賞に輝き、令和5年1月5日(木)に鮫島浩学長へ受賞の報告を行いました。

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△ 報告の様子


「健康寿命をのばそう!アワード(母子保健分野)」は、母子の幸せで健康な暮らしを支援するための健康増進を目的とする優れた取り組みを行っている企業、団体、自治体を表彰するもので、今回の地域看護学領域の取り組みタイトルは「若者の生きる力を育む性(生)教育」。評価委員長の埼玉県立小児医療センター病院長の岡 明先生からは、「20年にわたって、中・高校生を対象に同じ世代の大学生が、ピアサポートという観点で性(生)教育を実践してきたことを高く評価し、最優秀賞に選考しました」との講評をいただきました。

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△ 表彰式の様子
左から、厚生労働省 藤原朋子子ども家庭局長、看護学科 鶴田来美教授

また、本活動に参加した看護学科2年生の宮脇由記子さんは、本活動から着想を得て、第3回宮崎・学生ビジネスプランコンテストにて「Let me be ~看護学生を中心とした性の課題解決×人材育成~」というビジネスプランをプレゼンし、審査員特別賞を受賞しました。
その他にも、この活動を国際的に広く周知するため、看護学科3年生の川村偲乃さん、恒吉音羽さん、野崎優美さんの3名が、タイのプリンス・オブ・ソンクラ大学看護学部が主催した国際会議(International Conference: "Enhancing Continuity of Care Through the Science and Art in Nursing and Midwifery")にて、本活動を発表しました。
今回の受賞を受けて、学生からは「ピアカウンセリングを通して人に何かを伝えることの難しさを実感しました。私たち大学生が中高生と共に性の問題に向き合うことに意味があると思う。自分自身の存在の大切さについても一緒に考えながら伝えていきたい」との感想があり、大学生にとっても多くの学びがある活動となっています。

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△ 左から、宮脇さん、恒吉さん、川村さん、野崎さん

地域看護学領域の鶴田来美教授は「看護学科が設置された2001年から継続してきた活動がこのような形で評価していただいたことをとても嬉しく思います。これからも学生とともにこの活動を継続し、人生100年時代を生きる若者が、安心して自分の未来を語れる社会を実現できるよう精進したい」と抱負を語りました。活動を受賞した取り組みについては「スマート・ライフ・プロジェクト」のウェブサイトや厚生労働省関連の媒体・イベント等で閲覧できます。
https://sukoyaka21.mhlw.go.jp/wp-content/uploads/2022/11/torikumi.pdf

医学部看護学科では、西都市や都農町などと協働し、地域住民の健康支援活動を行っています。また、地域に寄り添い、地域に必要とされる看護師の育成にも力を入れていて、西米良村など中山間地に出向いた看護学実習を行っています。今後の更なる発展を期待します。

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△ 前列:鮫島学長と学生
  後列:左から、山内助教、吉永准教授、鶴田教授、蒲原講師、田邉助教

〇関連トピックス
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 https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-806.html
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 http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/student-info/130.html
▼ 西都市において「宮崎大学健康づくりイベント」を実施(2019.12.25)
 http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-416.html
▼ 宮崎大学医学部看護学科ホームページ
 http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/kango/

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