同事業はバングラデシュ国の高度ICT技術者人材の養成、宮崎および日本への導入を目的として、宮崎大学と宮崎市、JICA、地域企業等が連携して2017-2020年にJICA技術協力事業「B-JET」(Bangladesh-Japan ICT Engineers' Training Program)として実施され「宮崎-バングラデシュ・モデル」として広く知られています。
2021年からはB-JETをNorth South Universityと共に事業承継し「宮崎-バングラデシュ・スタイル」として新興出版社啓林館の寄附により実施されていて、これまでに200名以上が日本へ就職し、うち70名以上が宮崎大学への留学を経て宮崎で就職しており、この成果は2023年4月26日に訪日中のシェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相が岸田首相との会談後に行った共同声明の中でも「宮崎-バングラデシュ・モデル」と言及して謝意を示されています1)。こうした背景を受けて、今回、岩間大使が宮崎をご来訪されることになりました。