宮崎大学
ニュースリリース

「日・バングラデシュ戦略的パートナーシップに関する共同声明」に宮崎大学が主導する事業への謝意が示されました

2023年05月09日 掲載

令和5年426日(水)、岸田文雄内閣総理大臣と公式実務訪問賓客として訪日中のシェイク・ハシナ・バングラデシュ人民共和国首相(H.E. Sheikh Hasina, Prime Minister of the People's Republic of Bangladesh)との首脳会談が行われ、その後の共同記者発表において、日・バングラデシュ戦略的パートナーシップに関する共同声明が発出され、「Ⅱ.相互利益及び地域反映のための経済協力の深化 20」において、宮崎大学が国際協力機構(JICA)や宮崎市役所などと連携して主導する高度ICT人材育成プログラム「宮崎-バングラデシュ・モデル」について言及がなされ、これらへの支援に対する謝意が盛り込まれました。

(抜粋)
「ハシナ首相は、宮崎-バングラデシュ・モデルを含む「デジタル・バングラデシュ」に対する日本のこれまでのICT分野における支援に感謝し、両首脳は、サイバーセキュリティを含むICT分野における協力覚書の署名を歓迎した。ハシナ首相は、バングラデシュのハイテクパークにおける日本からのIT/ITES分野への投資を要請した。」

正式な二国間声明の中で、地方での一事業が言及されることは希なことです。宮崎大学では、2017年から2020年にかけて、JICAと連携してバングラデシュにおける日本市場向け高度ICT人材育成事業(「B-JETプログラム」)を実施し、主に日本語・日本文化教育において協力。B-JETを修了したバングラデシュ人ICT技術者186名が日本へ就職し、うち53名が宮崎大学への留学を経て宮崎で就職した実績があります。

この現地人材育成事業「B-JETプログラム」と宮崎大学への留学・インターンシップを組み合わせた産官学連携高度ICT人材導入事業が「宮崎-バングラデシュ・モデル」であり、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が自治体に向けて発行した資料「地方創生に資する地方公共団体の外国人材受入関連施策等について」(2022年3月16日付)においても、クローズアップされるなど、全国的にも注目されている事業となっています。

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△写真:2022年6月22日に宮崎市長を表敬訪問した際に撮影

宮崎大学では、2021年にJICAB-JETプログラムを事業承継して、「宮崎-バングラデシュ・モデル」を更に発展・深化させた「宮崎-バングラデシュ・スタイル」として、人材導入を通じて地域の国際化を図りながら、事業で蓄えた経験と人材を基軸に宮崎市、地域ICT企業等と共に日本(宮崎)とバングラデシュの双方向型の経済交流を加速化させてWin-Winの関係を構築することを目指した新たなJICA草の根技術協力事業:B-MEETを展開していき、宮崎の地域と産業の国際化と更なる活性化に貢献します。

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