宮崎大学
ニュースリリース

サイバー犯罪被害を未然に防げ! ~ 特定サイバー防犯ボランティア委嘱状交付式・合同研修会を実施 ~

2024年07月02日 掲載

2024年627日(木)、特定サイバー防犯ボランティアの委嘱状交付式・合同研修会が宮崎大学にて行われ、宮崎県警サイバー防犯対策課の皆さんが立ち会う中で、宮崎県警察本部生活安全部サイバー戦略局サイバー捜査課課長の牧田幸二氏が工学部の新規学生ボランティア5名に対して委嘱状を交付しました。

委嘱状授与式の様子
△委嘱状授与式の様子
新規ボランティア学生の皆さん
△新規ボランティア学生の皆さん

サイバーボランティアの学生は、主にインターネット上でパトロールを実施しフィッシングサイトをドメイン事業者などへ通報するなどの活動や、サイバー犯罪対策や情報モラルについて中高生らへ講演するサイバーセキュリティカレッジに講師として参加する活動を行っています。今回は、新規に5名の学生に委嘱状が交付された後、既に委嘱を受けている継続ボランティア学生の10名の学生も含めて、学生とサイバー捜査課の皆さんでサイバー犯罪被害を未然に防ぐためにはどうすれば良いか意見交換が行われ、「(大学生が)中高生へ情報モラルの啓発活動を行うことは、年齢的に距離が近いことで気持ちが理解しやすいメリットがある」などの意見が出されました。

委嘱状授与式の様子
△合同研修会の様子(オレンジが継続ボランティア、黄緑が新ボランティア)
実際にパトロールを行う様子
△実際にパトロールを行う様子

また、合同研修会後、閲覧可能な状態にある偽サイトや詐欺サイトがないか、実際に、インターネット上でのパトロールを実施。怪しいと思われるサイトのURLをドメイン事業者やホスティング事業者に報告しました。

宮崎大学では、これまでも、工学部工学科情報通信工学プログラムの岡崎直宣教授や油田健太郎准教授が宮崎県サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザーを務めてきましたが、2017年度からは、情報通信技術に係る高い知識を持つ工学部学生もサイバー防犯ボランティアの委嘱を受けるようになり、これまでにのべ75名が委嘱を受け、今回の委嘱で合計のべ80名となります。今後も地域自治体、宮崎県警などと連携しながら、サイバー犯罪を未然に防止する取り組みに積極的に協力し、安全で住みやすい地域づくりに貢献していきます。

関連記事

▽サイバー犯罪被害を未然に防ぐ ~ 啓発動画を制作した学生グループに県警から感謝状 ~
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1141.html

参考情報

▼令和7年度(令和6年度入試)から、宮崎大学工学部のプログラム名称と入試方法が変わります。
https://www.miyazaki-u.ac.jp/tech/mediadata/pdf/r07_exam.pdf

▼宮崎県警察サイバー犯罪対策課ではサイバー犯罪の被害相談等を受け付けています。
宮崎県警察サイバー犯罪対策課電話番号:0985-31-0110(代表)

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