社会人に対する卒後教育のニーズに応えるため、本格的な学び直し教育プログラムを提供し、 急速に進歩する技術に対応できる人材の育成を支援しています。
【社会人学び直し事業】
○産業動物分野における学び直し事業
○農業土木分野における技術者継続教育CPDプログラム
○獣医臨床分野への参加・復帰を支援する実践的学び直しプログラム
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地域の人々の関心や知的欲求に対応するとともに、研究成果を発信しています。野菜の栽培や林業・酪農体験など下記のような講座を開講しています。
【公開講座の例】
○本物のブルーベリーを味わう
○林業基礎体験講座 ~チェンソー操作の基礎を学ぼう!~
○海を知る ~海の動物の生存戦略と多様性、海の恩恵を考える~
○動物の謎に迫る 〜体験型実習を通じて獣医学を学ぶ〜
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宮崎県は、2012年全国和牛能力共進会(5年に一度開催、別称和牛オリンピック)で2010年の口蹄疫被災を乗り越え、見事2連覇を達成しました。しかし、畜産農家の高齢化、後継者不足で牛の飼養戸数は年々減少し、子牛の生産数が激減し、畜産王国宮崎の危機的状況となっています。しかも、東アジア諸国では、依然、口蹄疫の発生が報告されており、油断できない現状です。
高齢者にとって、日常の消毒は大変な作業となっています。そこで、小林市は2011年に独自に農家巡回型の消毒サービス事業を立ち上げました。農学部では、この事業をさらに発展させるために、科学的見地に基づいた、消毒効果の確認と改善を目的に牛舎環境内の微生物除去の検証を実施しています。これらのデータを解析し、さらに効果的な消毒資材や消毒方法を提案し、県内全体に普及させ、口蹄疫ウイルスの農場内侵入を防止するだけでなく、和牛増頭に貢献します。
農学部(応用生物科学科や附属農業博物館など)では、科学教育の支援活動として、地域の高校生や中学生を対象とした科学講座(「ひらめき☆ときめきサイエンス」、「出前実験」など)を実施しています。
これらの講座では、人工甘味料はどれほど甘いのか、抗酸化活性とは何者か、豆乳はなぜ固まるのか、といった身近な疑問や土の粒子から環境の情報を引き出す方法など最新の科学について、実験を通して学んだり、体験したりすることを通して、次世代を担う中高生の科学へ興味関心を高めることを目的としています。
この活動は10年を超えており、講座を受講した生徒さんの中には、農学部をはじめ、本学の学生となった人もいます。
地域の人々と大学との交流を深め、大学を身近な存在として感じてもらうために、農学部附属フィールド科学教育研究センターの各フィールド(木花・住吉・田野・延岡)を随時開放しています。
11月の大学開放にともなう「木花(農場)フィールド開放」、12月の「住吉フィールド(牧場)開放」は、生産した農産物や「宮崎大学Milk」等の販売をはじめ、トラクター試乗やバター作り体験なども実施しており、家族で楽しいひとときを過ごせる恒例のイベントとして地域の方から親しまれています。
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海洋生物環境学科が中心となって、「宮崎ミニ水族館」を夏休みに開催しています。
宮崎の魅力ある海や川の自然と、そこに生息する数多くの貴重な生物について学ぶことを目的に、①学生が採取した生き物の水槽展示、②小さな生き物の顕微鏡を使った観察、③タッチ水槽で生き物に触れる体験など、様々を実施しています。
2001年から科学技術館で開催し、2017年からは附属フィールド科学教育研究センター延岡フィールドで開催しています。
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