国際交流・学生交流活動

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グローバルアグリ体験講座

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植物生産環境科学科では、国際的な視野を広げるため、毎年3年生10名を10日間タイに派遣し、海外の農業や国際協力を学ぶ「グローバルアグリ体験講座」を開講しています。
現地タイでは、カセサート大学と本学科教員による英語の講義や企業・政府機関の見学などを行います。また、タイの大学生との交流や文化遺産の見学など、国際的な視野を持つために不可欠なプログラムも組み込まれています。この講義を受けた多くの学生が「海外で勉強して、自分の価値観が変わった」という感想を持っており、海外の農業に関する知識の習得だけでなく、人間的にも大きく成長して帰ってきます。

JICA事業への取組

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本学部では、国際協力機構(JICA)が実施している各種の支援事業に参画しています。
教員がアジアの各国へ派遣され、専門知識や高度な技術を提供し、翻刻の発展を支援しています。 「未来の架け橋・中核人材育成プロジェクトで」制度では、本学部に研修員として農学分野を学んでいるアフガニスタンからの留学生を受入れており、受入人数13名は全国農学系大学で最多となっています。今後も、各国から研修性を積極的に受け入れ、研修性が母国に帰国した際には、各々の分野での中核人材として、母国の発展に寄与することを願っております。また、帰国した研修生は、日本との友好関係の強化のために重要な役割を担っていくことも期待されます。

海外留学・短期海外派遣

 日本学生支援機構による海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に、農学部と農学研究科の学生が応募し、平成28年度に5名、平成29年度に5名の学生が"トビタチ"ました。
また、2012年(平成24年)、農学部の三浦知之教授及び田岡洋介准教授を窓口教員として、韓国の釜慶大學校水産科学大学と部局間協定を締結しました。釜慶大學は釜山水産大学校を前身とし、1996年に総合大学化を果たした、水産海洋分野では最先端の研究組織の一つです。協定締結直前直後から、積極的な国際交流活動を展開。特に伊丹利明教授が発起人となり、日本学生支援機構(JASSO)の学生短期派遣事業に2014年度から2023年度まで毎年継続して採択されています。これまで学部(海洋生物環境学科・応用生物科学科)及び修士(農学研究科)の学生と、大学の支援を受けた留学生を含む、延べ114名の学生を派遣してきました。
 本「学士-修士一貫型グローバルな海洋科学技術者育成プログラム」では、海洋環境の保全とその生産物の危機管理を担うグローバル人材の育成を目的とし、派遣先大学において学術交流セミナーを実施しています。本セミナーでは両大学の学部生、修士生が自身の研究成果を英語で発表し、水産海洋分野における最新の知見を共有する絶好の機会です。両大学の長年の交流による信頼関係は強固であり、本事業は学生の国際性の涵養化に大きく貢献しているところです。現在、日韓複数の大学による当該分野における新規共同研究事業への展開も進めており、学術・文化レベルでの国際連携の推進が期待できます。
 尚、令和6年度も本事業に採択されています。海外の風を現地で感じながら、自身の研究成果を英語で発信する貴重な機会です。学生の皆さん、ぜひ本プログラムに参加して、世界を視野に、水産・海洋分野そして国際交流に貢献する人材を目指しましょう!!

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本学部では研究室の指導教員が海外の学会やシンポジウム等に出席する際に、学生も同行し学会等でのポスターセッションに参加するなど、国際的な感覚を養い、グローバルに活躍できる人材の育成を目指した教育活動を行っています。農学部では渡航の際の旅費について一部助成を行っています。
なお、宮崎大学では、国際連携センターを中心に学生への研修会や派遣学生による報告会の実施及び留学相談・面接指導などで学生の海外留学事業申請の支援を行っています。