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農学研究科修士課程1年のSupisara Pipithkulさんが令和3年度宮崎大学女性研究者奨励賞を受賞

宮崎大学では、女性研究者の研究の質及び研究への意欲の向上を目的として、独自の研究能力を有する優秀な女性研究者を表彰する「宮崎大学女性研究者奨励賞」を制定しており、「研究業績」「教育活動」「地域・国際貢献」の3部門を設置しています。

平成20年に制定された本賞では、部局長により推薦された女性研究者・学生について選考委員会による厳正な審査を行い、表彰者を決定しています。

令和3年度の宮崎大学女性研究者奨励賞選考において、農学研究科修士課程1年のSupisara Pipithkulさんが研究業績部門での受賞となりました。研究内容は、日本の温帯域に特異的に生息する造礁サンゴの1種であるエダミドリイシの集団遺伝解析で、解析の結果、このエダミドリイシという種が西日本と東日本で遺伝的に2つのグループに分かれることを発見しました。またこの結果は、英文学術雑誌であるFrontiers in Marine Science2021年に発表されました。これらの内容が評価されての受賞となりました。

表彰式は2022316日に学長室にて鮫島学長、明石理事(人事・基金・SDGs担当)、伊達理事補佐(男女共同参画推進担当)、國武農学部長他関係者の方々のご参列の下に執り行われました。

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鮫島学長よりPipithkulさんに表彰状が授与されました

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出席者による記念撮影

Pipithkulさんはこの受賞について、とても嬉しくて、これまで頑張ってきたことが認めてもらえてとても嬉しいとお話されていました。指導教員の安田仁奈准教授(海洋生物環境学科)も、Pipithkulさんの今後の研究活動の大きな励みになってありがたいです、今後彼女のますますの活躍を楽しみにしていますと話していました。

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右から、Pipithkulさん、安田教授

▼女性研究者奨励賞の詳細

https://www.miyazaki-u.ac.jp/kiyohana/r_career/r_career_3/


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