2020.03.16 掲載
宮崎大学農学部は、GAP指導者育成の取り組みが評価され、農林水産省の「令和元年度未来につながる持続可能な農業推進コンクール」において、農林水産大臣賞を受賞した。
本学農学部は、2013年度から学生向けにGAP教育を体系的に行っている。附属農場では日本の大学で初めて、JGAP青果物および穀物を取得しており、大いに活用されている。附属牧場においても、畜産現場におけるリスク管理ができる人材育成を目指して、日本の畜産界初のGLOBALG.A.P.を取得し、学生実習に活用されている。これらを通じて農学部では、GAPに精通した人材を各分野に輩出してきた。このような取り組みで蓄積したノウハウを活用し、他大学学生、農業生産者や社会人も対象にして、様々なGAP研修を行っている。
さらに2017年度からは、宮崎県と協力し、県職員・JA職員などを対象に農産および畜産のGAP研修を実施している。この研修の受講者は、GAP指導者となり、県内農業生産者のGAP認証取得に貢献している。このように本学農学部は、宮崎県におけるGAP普及体制の構築にも貢献しており、これらのことが今回の受賞に繋がった。
今後も、充実した教育環境を活かしてGAP教育を行い、我が国農業界の発展に貢献し続けて行く。
学長への報告
宮崎県知事への報告
植物生産環境科学科の教員
附属フィールド科学教育研究センター 住吉フィールド(牧場)の教職員
附属フィールド科学教育研究センター 木花フィールド(農場)の教職員