令和7年度 宮崎大学農学部学生参加によるFD研修会が開催されました
令和7年7月1日(月)、農学部北棟第1会議室において、農学部学生参加によるFD研修会を開催しました。
FDとはFaculty Development(ファカルティ・ディベロップメント)の略で、大学の教員が授業の内容や方法を改善し、向上させるために実施する組織的な取り組みのことです。
今年で3回目となる研修会では、各学科・各コースから選出された1年生から6年生までの学生24名と、國武久登 農学部長、多炭雅博 副学部長をはじめ、農学部FD委員会の委員である教員6名が参加し、事前アンケート結果を受けて設定されたテーマ毎に意見交換を行うグループワークの形式により実施されました。
研修会の冒頭では、多炭雅博 教授(農学部教務担当副学部長)による開会挨拶が行われたあと、司会の篠原慶規 准教授(農学部FD委員会委員長)による昨年度の意見を受けた改善状況や今年度の進め方について説明がありました。
△多炭 教授 △篠原 准教授
次に、農学部の教育及び学生生活における環境等の改善について、学生と教員を交えたグループに分かれ、4テーマ(施設設備・講義・学生生活・学生との交流)について討論、発表し、質疑応答を行いました。学生それぞれが積極的に意見を出し合う姿が見られました。
最後に國武学部長より講評・閉会の挨拶が行われ、FD研修会は終了しました。
終了後に行ったアンケートでは、多数の参加学生から「他学科・他コースの学生と交流でき、様々な意見が聞けて新たな発見があった」 「先生方が学生の意見を真剣に受け止めてくれた。有意義な時間だった」 「今後もぜひ開催してほしい」といった回答がありました。
今回の研修会で出された意見は今後の学部運営に活かしていきます。参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました。