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令和5年度ひらめき☆ときめきサイエンス「土の粒子から農業や環境の歴史を科学する」を実施しました

令和5721日(金)、ひらめき☆ときめきサイエンス「土の粒子から農業や環境の歴史を科学する」を実施し、県内の中高生17名が受講しました。

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ひらめき☆ときめきサイエンスは、大学や研究機関で『科研費』(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学56年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです(日本学術振興会HPより)。

この講座では、身近な土や遺跡の土に含まれる粒子を取り出し、顕微鏡で観察をしながら、分析方法の一部を実際に体験することで、歴史を科学する研究方法について学習します。

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今回は講師である宇田津徹朗教授の説明と学部生や大学院生のサポートを受けながら、植物の細胞化石であるプラント・オパールや火山ガラスを土壌から取り出す実験を行い、その粒子を顕微鏡で観察していただきました。

参加した皆さんは、初めて目にする実験機器に興味津々で、すぐに使い方をマスターしました。粒子の観察では顕微鏡に見入る姿が見受けられ、大変充実した時間になりました。

▽宇田津教授「イネの細胞化石から稲作の歴史を科学する」(のうがく図鑑より)
 https://www.miyazaki-u.ac.jp/agr/books/book-agrenv/post-56.html


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