農学部学生参加によるFD研修会を開催しました
令和7年1月7日(火)、農学部学生参加によるFD研修会を開催しました。
FDとはFaculty Development(ファカルティ・ディベロップメント)の略で、授業内容及び方法の改善、カリキュラムの改善、学生支援体制の整備等、学生に対する教育の充実を図る組織的な取り組みのことです。
今回はその一環として、昨年度に引き続き2回目となる学生参加によるFD研修会を開催しました。研修会は各学科から選出された学生23名と、國武久登農学部長、多炭雅博副学部長(教務担当)をはじめ、農学部FD委員会の委員である教員7名が参加し、学生と教員を交えたグループに分かれ、事前アンケート結果を受けて設定されたテーマ毎に意見交換を行うグループワークの形式により実施されました。
研修会の冒頭では、多炭副学部長から、FDという言葉の意味の説明と、今回取り入れられたグループワークでは積極的に発言してほしいとあいさつがあり、続いて農学部FD委員会委員長である篠原慶規准教授から、昨年度この研修会で出された意見を受けた改善状況の報告がありました。改善状況の報告については、農学部教務・学生支援係前の掲示板にも掲示されています。
△改善状況の報告をする篠原委員長
その後、事前に参加学生に回答してもらったアンケートの結果を基に、「令和7年度からの農学部改組」「免許資格・就職支援」「農学部の施設設備」「学生生活」の4つのテーマごとにグループに分かれて議論を行い、発表・自由討論を行いました。
グループワークでは活発な意見交換が行われ、発表では各グループからたくさんの貴重な意見が出されました。
最後に、國武農学部長から「たくさんの意見が出て勉強になることが多かった。今後もこういった機会を積極的に設け、コミュニケーションを取りながら学部の運営をやっていきたい。」と講評及び閉会の挨拶がありました。
△國武学部長の講評
終了後に行ったアンケートでは、多数の参加学生から『有意義だった』『また参加したい』『毎年開催してほしい』といった回答がありました。
今回の研修会で出された意見は今後の学部運営に活かしていきます。参加してくださった学生の皆さん、ありがとうございました。