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植物生産環境科学科の農場実習で無人田植え機による実習を行いました

農学部では、令和43月に文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択されて以降、DXを推進しています。植物生産環境科学科では、植物生産分野におけるDXを推進するために様々なDX機器を導入して、農場実習などの様々な実習・授業で最先端の植物生産技術を学んでいます。

今回は69日の水稲田植え実習で「無人田植え機」による実習を行いました。無人田植え機は、はじめに人が乗って水田の外周を回ってGPSの位置情報から圃場マップを作成すると、あとはその内側に無人で苗を植え付けていきます。苗の供給などには人手が必要ですが、通常よりも人手を減らせたり、農業を始めたばかりの人でも真っ直ぐに苗を植えたりすることができます。

実習では、無人田植え機と従来の有人田植え機の両方を使って田植えを行い、両方を同時に比較することで、無人田植え機の素晴らしさ(すごさ?、速さ?、賢さ?)を理解できました。最先端の技術を使うスマート農業を自分の目で見ることができ、将来の勉学、そして研究にも役立つものと思われます。

230619_01.jpg無人機による田植え

230619_02.jpg無人機(写真奥)による田植えの横で、有人機(写真手前)による田植えも行いました。


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