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植物生産環境科学科の農場実習で農業用ドローンによる実習を行いました

農学部では、令和43月に文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択されて以降、DXを推進しています。植物生産環境科学科では、植物生産分野におけるDXを推進するために様々なDX機器を導入して、農場実習などの様々な実習・授業で最先端の植物生産技術を学んでいます。

「無人田植え機」と同様に、今回の事業で導入された農機の一つに「農業用ドローン」があります。今回購入した機材は、農薬用として利用するものです(肥料を散布できるタイプもあります)。ドローンに付属するタンク内に農薬を入れ、リモコンで操縦しながら作物に農薬を散布します。これまでのように農薬の入った重い散布機を背負って水田内に足を踏み入れることがないので、省力化につながる画期的な機材です。

実習では、事前に技術職員よりドローンの仕様についての説明を受け、その後水田での飛行を見学しました。そして、農薬の代わりに"水"を噴霧する様子を確認しました。ドローンの操縦には資格が必要なため、学生は少し離れた場所から見学するのみでした。こうした最先端の技術が栽培管理の場面でも使用されるのを目の当たりにして、農業の進化や発展を感じることができました。

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