~地元 西米良村で写真展を開催~獣医学科5年の甲斐塔子さんが國武学部長を訪問しました
農学部 獣医学科5年の甲斐塔子さんが宮崎県の風景を撮影した写真展「故郷(ふるさと)の色」が宮崎県児湯郡西米良村の菊池会館で開催されており、数ある作品の中からお気に入りの作品を國武学部長へ紹介しました。
今回紹介した作品「桃源郷」は、宮崎県小林市高千穂峰の麓で撮影された朝日とミヤマキリシマの花の風景です。火山地帯という過酷な環境下でも美しく咲き誇る一面のミヤマキリシマ畑に薄い霧も出ており、幻想的な1枚です。
△作品名:「桃源郷」
甲斐さんは独学でカメラや写真の技術を学び、コントラストや撮影時間帯など様々なこだわりを加え、宮崎県内の四季折々の風景を撮影しています。
△春『踏む春』
日南市北郷駅にて撮影。2月中旬に満開を迎える桜とたまたま真後ろからメジロを撮影することができた。細い足で踏ん張っている様子がとても可愛らしくお気に入りの1枚だ。
△夏『夏空』
宮崎市木花神社より撮影。あまりにも綺麗な入道雲が出ていたので、慌てて車を停めて撮影。大学の近くでもこんな良い写真が撮れるのだと気付かされた。
△秋『早朝のコスモス畑』
西都市西都原古墳群にて撮影。雨上がりの早朝、霧が出るのを狙った。この年のコスモスは大雨の影響で満開になることは無かったが、ぽつぽつと咲くコスモスと霧の淡い雰囲気が気に入っている。
△冬『雪の華』
西米良村市房山にて撮影。木に雪が張り付いた様子がまるで雪の華のようであった。宮崎でも山に登ればこんな冬景色が見られるのだと感動した。
2023年12月には、日本最大級の写真コミュニティ「東京カメラ部」のコンテストで6400万点の中から「10選」に選ばれました。
これからの活動や目標について、地元宮崎県の自然の素晴らしさを今後沢山発信していきたいと話します。
写真展では、西米良村を中心とした作品が展示されており、来月(11月30日)まで開催されているということです。
△左から:獣医学科 関口敏 教授、甲斐さん、國武学部長
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