2018.07.24 掲載
7月13日、「宮崎アカデミックカフェ(通称MAC)」がS115農学部カフェで行われました。MACとは、様々な研究テーマを分野の垣根を越えて気軽にディスカッションするイベントです。第5回は植物生産環境科学科の霧村先生に、「野菜工場」についてお話し頂きました。太陽光を農業と発電の両方に用いるソーラーシェアリングの最前線から宇宙生活への応用まで、まさに果てしない可能性が感じられました。
【スピーカーの感想】
第5回の宮崎アカデミックカフェは、わたくし霧村(植物生産環境科学科)が、「施設園芸における農工融合」というタイトルで、日本の農業における課題とその解決案としての植物工場や営農型発電、資源循環型農業について発表しました。質疑応答では営農型発電とアグロフォレストリーの類似性や家庭での太陽光発電に関する疑問などについて情報交換ができ、とても有意義な時間となりました。このような素晴らしい機会を頂き、心より感謝申し上げます。
MACは毎月第2金曜の17時から開催されます。既成概念にとらわれない新たな視点でのディスカッションが、互いの研究のブレイクスルーにつながるかもしれません。次回は変則で8月24日に応用生物科学科の黒木先生にお話し頂く予定です。
農学部カフェが分野の垣根を越えた交流の場として活用され、新たな研究や社会展開を創出する場になることが期待されます。