2026.08.18
獣医学科6年 小阪天音さんの論文が公開されました

獣医学科6年・小阪天音さん(宮崎大学フロンティア科学総合研究センター ウイルス感染制御学ラボ(齊藤研究室))の論文がScientific Reportsに公開されました。
ウイルスの感染受容体は、ウイルスの臓器指向性や宿主の感染感受性を決定する重要な因子ですが、ネコ、特に胎児期における各臓器での発現分布は十分に明らかになっていません。そこで、本研究では定量的PCRを用いて、ネコの胎仔の各臓器におけるウイルス受容体関連遺伝子の発現パターンを調べました。その結果、受容体の発現には臓器特異性と個体間差が認められ、受容体ごとに異なる発現分布を示すことが明らかになりました。これらの結果は、ネコにおけるウイルスの侵入経路、臓器指向性、病原性および垂直感染の理解につながる基盤的知見となります。
詳細は以下をご覧ください。
【論文情報】
掲載誌:Scientific Reports
論文タイトル: Multi-organ expression of viral entry receptor-related genes in feline fetal tissues
(和訳:ネコ胎仔組織におけるウイルス侵入受容体関連遺伝子の多臓器発現)
著者: Anon H. Kosaka#, Zoë K. K. Mia#, Nanami X. Kato, Asami Oguro-Ando* & Akatsuki Saito*
#:共同筆頭著者
*:共同責任著者