令和7年度 学生活動助成事業の報告・意見交換会が行われました

宮崎大学農学部創立100周年を記念し、農学部学生および農学研究科修士課程の大学院生を対象に「学生活動助成事業」を実施しました。
この助成事業は、宮崎大学農学部創立100周年記念事業で皆様から貴重な支援を賜りました基金をもとに、自主的な研究、社会貢献、及び海外での活動に対して積極的にサポートを行ったものです。
これを踏まえ、4月21日(火)、採択された学生および指導教員が國武久登 農学部長への報告会・意見交換会が行われました。
基金にご支援くださったすべての皆様に心から感謝申し上げます。
この助成事業は2026年度も継続される予定です。引き続き農学部の新しい100年を形成するためのお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
助成事業の概要(情報は助成採択時点)
○研究活動支援事業(2025年度 採択1件)
農学部に所属する学生・大学院生の自主的な研究活動を支援しました。
・農学研究科 岩谷 将文さん
「ニセクロナマコの生態学的特性による底生生物への影響の解明」
コメント:本助成事業の支援により、実験に必要な資材を充実させることができ、ニセクロナマコの生物攪拌機能に関する野外実験を実施することが出来ました。本実験で得られた成果を基盤として、今後もさらなる研究の発展を目指して取り組んでいきたいと考えています。
△報告会の様子

△海で海外実験を行う様子
○社会貢献支援事業(2025年度 採択1件)
農学部に所属する学生・大学院生が主体となる地域貢献ボランティア等、地域の課題解決や活性化を推進する取り組みを支援しました。
・植物生産環境科学科 黒木 美寿さん
「"枯れゆくシンボル"を救え!宮崎のヤシ並木保全プロジェクト」
コメント:今回の助成事業の支援を受け、宮崎の景観資源であるヤシ並木の異常枯死の原因解明に向けた研究に取り組むことができました。助成により、病原菌の培養や検定に必要な試薬や資材を購入することができ、考えられた原因の可能性について実際に検証する貴重な機会となりました。研究を進める中で、学内外の方々と連携しながら課題に取り組むことの大切さや、研究の面白さを改めて実感することができました。今回得られた経験と知見を今後の研究活動に生かし、ヤシ並木の健全化や宮崎の景観保全に貢献できるよう取り組んでいきたいと考えています。
△報告会の様子

△樹勢回復を目的として、根元に豚糞タブレット肥料を施用している様子
○海外活動支援事業(2025年度 採択1件)
海外でのフィールド調査や国際学会での研究発表、海外での共同研究など研究目的で海外へ渡航するにあたり、渡航費用として支援しました。
・農学研究科 山﨑愛美華さん
「台湾における科学教育・防災教育施設視察」
コメント:台湾における科学教育・防災教育施設の視察を通して、研究を社会につなげるための多くの学びを得ることができました。特に、体験を通して学ぶ教育の工夫や、防災と教育を結びつけた施設のあり方は、今後の微生物燃料電池の研究・開発に大きな示唆を与えてくれました。今回の助成は、自分の研究を国際的な視点で捉え直し、今後の活動をさらに前進させる貴重な機会となりました。
△報告会の様子

△台北市消防防災科学教育館(Taipei City Fire Safety Museum)

△国立台湾科学教育館(National Taiwan Science Education Center)で実験キットを用いて子ども達と遊んでいる様子