学生グループ(チームJA)の津下美里さんによる地元食材を使ったパン販売の報告
令和4年2月18日(金)、宮崎大学の学生グループのチームJAのリーダーである津下美里さん(植物生産環境科学科2年)から、國武学部長に、JA宮崎経済連と共同で発案した地元食材を使ったパンの大学生協での販売について報告がありました。
チームJAは、農学部の植物生産環境科学科5名、畜産草地学科2名、地域資源創成学部1名の計8名で構成されており、メンバー全員が学部2年生です。JA宮崎経済連と共同で開発した地元の食材を使ったパンを大学生協で販売しました。
販売されたパンは4種類です。年始に販売を開始するということで、紅白を意識し、宮崎ブランドポークとキムチのピザパン(赤)とチキン南蛮と白パンのチキン南蛮バーガー(白)、そして、ほうれん草のマフィン(緑)を加えた三色パンがメインです。さらに、完熟きんかん「たまたま」を使ったデニッシュ(チョコレートと蜂蜜の2種)も。デニッシュ1個につき、きんかん「たまたま」を1個半も使用しているとのことでした。食材はJA宮崎経済連から安価で提供していただいたものと生協食堂の素材を用いて作成しています。これらのパンの開発では、チームJAがイメージ案をだして、原価と価格を考慮しながら、生協ベーカリーで試作パンを作成してもらい、試食を繰り返した結果であり、非常においしいパンができたとのことです。
販売は、大学生協において令和4年1月17日~2月9日の期間限定で実施され、連日売り切れになるほど盛況だったとのことでした。4月以降、再度実施する方向で調整しているそうです。
今後のチームJAの活動としては、食材を変えたパンの開発や食堂の新しいメニューの考案が次の目標ですとお話されていました。
今後の活動も楽しみです。
<出席者>
國武 久登(宮崎大学農学部学部長)
竹下 稔(宮崎大学農学部副学部長)
深見 裕伸(宮崎大学農学部副学部長)
黒木 昌子(研究国際部産学・地域連携課次長)
津下 美里(宮崎大学農学部植物生産環境科学科2年)
チームJAリーダーの津下さん
右から、竹下副学部長、國武学部長、津下さん、黒木次長