森林緑地環境科学科(旧課程、現森林環境持続性科学コース)で海外研修が実施されました

2025年9月12日から29日まで、森林緑地環境科学科(旧課程、現森林環境持続性科学コース)の3,4年生13名が海外研修でドイツ、チェコを訪問し、ヨーロッパの森林、林業に触れて見聞を深めました。
ドイツ研修は鹿児島大学、岩手大学などと連携協定を締結しているドイツ バーテン=ヴュ
ドイツ研修
一行は9月13日にドイツ・フランクフルトに到着し,15日からはじまるサマースクール

△15 日にはバート・ヴィルトバート市にある林冠散策路を見学。

△Sebastian Hein 教授による講義「ドイツの林業と森林管理」

△Günter-Rauch 社の素材生産現場。本社,伐採現場,熱供給施設など,
ドイツ研修の後半はフライブルクに移動し,森林教育施設の「森の家」,市有林,州立森

△「森の家」で小学生向けの木工プログラムを体験。

△フライブルク近郊のシャウインスラント鉱山跡を見学。研修期間中に仲良くなった他大学の学生とも話がはずみました。
チェコ研修
ドイツ研修参加の他大学の皆さんと別れ,一向はフランクフルト,プラハを経由し,
24日からメンデル大学林業・木材学部での研修です。通訳兼ガイドの方がついたドイツと違い,ここからは全部英語での会話になりました。キャンパスツアー,研究所や演習林の見学,低地モラヴィアの自然保護区の見学など,さまざまな森林を巡り,いろいろな話を聞くことができました。

△Radek Pokorný 准教授からメンデル大学の紹介をしていただきました。

△森林工学科を見学。ハーベスタのシミュレータを体験させてもらいました。

演習林ではPokorný 先生からチェコの森林管理技術,実験中の水循環の測定などについて講義。

△低地モラヴィアでは森林内の二酸化炭素濃度の分布や気温,湿度の微妙な変化を測定する観測ステーションも見学しました。

△Pavlina Simkova 副学部⻑の案内で市内見学。シュベルビルク城跡からブルノ市街を一望。もともと洪水が多発していた南部の低地を治水によって開発した歴史を教えてもらいました。
こうして29日,17日間の研修を終え,皆無事に日本に戻ってくることができました。
参加した学生たちにとっては,とても大きな経験になりました。研究,日常生活,さまざ
ドイツ,チェコ,日本でそれぞれご助力いただいた多くの方々に御礼申し上げます。
森林環境持続性科学コースでは,令和8年度以降も学部間連携協定校であるメンデル大学
研修中はいろいろなお楽しみもありました!

△街中の自由行動。景色そのものが新鮮です。

△料理も飲み物も、聞いたことがないものがいっぱい。

△ブルノの街ではちょうどお祭りをやっていました。

△メンデル大学では懇親会も開催していただきました。