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2026.02.10

歌人・獣医師の久永草太さん~短歌寄贈記念式を開催しました~

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宮崎大学農学部では、農学部獣医学科の卒業生であり歌人の久永草太氏より短歌の寄贈を受け、26日(金)宮崎大学農学部 北棟一階ラウンジ(JAみやざき大地のチカラ)において短歌寄贈記念式を開催しました。

久永氏は、高校在学中に牧水・短歌甲子園で準優勝、獣医学科在籍中に短歌の新人賞として名高い歌壇賞(主催:本阿弥書店)を受賞されるなど、動物病院で獣医師として勤務しながら、命をテーマにした獣医師ならではの歌を生み出し続けています。

式典では、寄贈者である久永氏をはじめ、宮崎大学短歌会顧問の中村佳文(教育学部) 教授、解説文執筆者である狩峰隆希氏、農学部関係者により執り行われました。

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△國武 久登 農学部長

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△久永 草太 氏

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△中村 佳文 教授

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△狩峰 隆希 氏

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△記念撮影

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「糞尿も牛の身体も湯気たてる朝の直腸検査あたたか」

「彼岸へ」は獣医学生の日々を描いていて、この歌は実習中の場面。直腸検査なので、牛の肛門から腕を入れているところです。その身体の何とあたたか、と感じ入っている作者。牛の体温やにおい、湯気の描写など鮮明で、命への慈しみが伝わってきます。

 

「気を付けて刑法上は器物でもそいつ吠えたり愛したりする」

犬のことでしょう。一読クスッとなりますが、動物をたんなるモノではなく、「吠えたり愛したりする」、つまり心がある存在として尊ぶ。獣医を学ぶ身として、そのことを忘れてはいけない、という作者にとっての自戒のようにも読み取れます。



この作品は、農学部北棟一階ラウンジ(JAみやざき大地のチカラ)および農学部獣医棟一階エレベーターホールに展示されています。

お立ち寄りの際は、是非ご覧ください。