「日焼け止めの効果」を実験で検証!宮崎西中学校でサイエンスキャラバン実施
2025年2月21日(金)、宮崎西中学校で開催された「学校版 ゆめパーク」にて、アマテラスガールズプロジェクトの一環としてサイエンスキャラバンが実施されました。このイベントは、宮崎市内の中学生が地元企業や教育機関を身近に感じ、将来の進学や就職の選択肢として地元を考えてもらうことを目的としています。

今回のサイエンスキャラバンでは、宮崎大学工学部の吉野賢二教授と大学院生の皆さんが協力し、「日焼け止めの効果」をテーマに実験を行いました。生徒たちは、普段使用している日焼け止めがどれほど紫外線をカットしているのか、また吉野教授が開発したUVカット膜と市販の日焼け止めの効果を比較する実験に参加しました。

実験の結果、吉野教授のUVカット膜が市販の日焼け止めよりも高い紫外線遮断効果を示すことが明らかになりました。この結果に、生徒たちからは「お〜」「すごい!」といった驚きの声が上がりました。さらに、生徒から「UVカット膜をどうやって作るんですか?」という質問があり、吉野教授と大学院生の皆さんがその製造方法や研究の背景について丁寧に説明されました。
このような実践的な科学体験を通じて、生徒たちは地元の大学や研究者の活動を身近に感じるとともに、理系分野への興味や関心を深めることができました。アマテラスガールズプロジェクトは、今後も地元の教育機関や企業と連携し、次世代を担う若者たちのキャリア形成をサポートしていきます。