students 在校生の今を知ろう!

interview

在学生にインタビュー

在学生たちが語る、学びの現場と日常生活。
多様なバックグラウンドを持つ学生たちが、それぞれの視点から学びの意義や将来の展望について語ります。
彼らのリアルな声から、工学部での学びがどのように人生を形作っているのかを感じ取ってください。

森本 菖(もりもと あやめ)さん

専攻:土木環境プログラム

どうして工学部を選んだのですか?

高校2年生の時、コンサルタント会社で3日間インターンシップに参加しました。コンサルタントの仕事は主に土木工事の計画や調査、設計および点検を行います。
その後、同じ会社の長期インターンにも参加させていただき、構造物の設計に欠かせないCADや測量器具の扱い方を教えていただきました。宮崎大学でのオープンキャンパスや会社でのインターンシップを通して、土木業界の魅力をより一層感じるようになり、土木系へ進学したいと思うようになりました。

入学前に不安に感じていたことはなんですか?また、その不安は入学後解消されましたか?

入学前に不安に感じていたことは、「物理が絡む講義内容を理解できるか」でした。理由は、高校時代に物理の講義を受けていなかったからです。大学入学前に独学で少し勉強はしましたが、とても不安に感じていました。
ですが1年生の時に、工学部では物理の基礎的なことを学ぶ科目があります。講義内で分からない部分は先生や友人に聞くことで、不安を解消することができました。

学生生活で楽しいことは何ですか?

2 年⽣の春、医学部のゴルフ部に⼊部しました。普段講義などではほとんど関わることのなかった医学部の学⽣とゴルフを通して仲良くなることができました。オンライン講義が多かったため、部活動の時間は唯⼀仲良くなった友⼈と交流することのできる貴重な時間となりました。後期になるとコロナによる規制も徐々に緩和され、対⾯式の講義が増えました。グループワークや学外講義などを通して、同じ学科の友⼈も増えました

反対に大変なことはありますか?

私の大学生活はコロナとともにはじまりました。入学後も、新型コロナウィルス感染症の影響は拡大する一方で、4月7日には東京都で非常事態宣言が発出され、続いて4月17日には非常事態宣言が全国に拡大され、「ステイホーム」が呼びかけられていました。そのため、新しい友達と一緒に対面式での講義を受けることができず、自宅でオンライン形式の講義を聴く日が続きました。
思い描いてきた⼤学⽣活と⼤きく異なり残 念な気持ちになりましたが、中⾼⽣時代から続けてきた「講義で分からない箇所は⾃分⾃⾝で解決していく勉強スタイル」を活かすことで、コロナ禍のキャンパスライフに順応できました。

今後の目標を教えてください。

修士課程修了後は博士課程に進学したいと考えています。研究活動や国際学会などを通して、自分自身の知識やスキルをさらに向上させ、様々な視点から物事を考えられる研究者を目指したいです。
近年、土木業界に携わる従事者の人手不足が問題とされています。土木業界は人々の生活に欠かせないインフラを整備することで、社会に貢献できる魅力的な職業です。閲覧してくださった方々に、少しでも土木について関心をお寄せいただければ幸いです。

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

宮崎大学では学習面に関して、先生方の講義はとても分かりやすく、個人学習やグループ学習が行える図書館や地域デザイン棟など、学習用途に合わせた施設が充実しています。
生活面に関しては、自然豊かな宮崎県ならではのサークルが沢山あり、他学年や他学部の学生と交流することができます。
新歓祭や学祭など、楽しいイベントもあります。ぜひ、宮崎大学で私たちと一緒に楽しいキャンパスライフを送りましょう!

孝子 友萌​(こうし ともえ)さん

専攻:電気電子システム​プログラム​

どうして工学部を選んだのですか?

​幼い頃からピアノを習っていたことや、高校では合唱部に所属していたことから、様々なコンサートホールのステージに立つ機会があり、音響工学に興味を持ちました。また、人々の暮らしを直接豊かにする仕組みを考えたり製品を変えたりする際に、女性目線の意見があるのは良いのではないかと感じました。工学部は実験なども多く講義が楽しそうで、大学で学んだことをそのまま仕事で活かせる(技術職など)という点も素敵だと思いました。

入学前に不安に感じていたことはなんですか?また、その不安は入学後解消されましたか?

私は理系を選択していたもの、実は理科が苦手な教科だったので、入学後授業についていけるか心配しいてました。
しかし、実際に入学してみると、授業はいきなり難しい内容に入るわけではなく高校の復習から始まるため、基礎をしっかりと固めることができ、しっかりと理解できました。
女子学生は思っていたより少ないですが、逆にそのおかげで同じプログラムの仲間だけでなく、他のプログラムの女子とも学生交流ができました

学生生活で楽しいことは何ですか?

今まで知らなかったことを知れることです。特に、プログラミングの授業を通して楽しさを実感し少し使えるようになりました。

反対に大変なことはありますか?

学生生活は楽しいことばかりではありません。特に、テストの多い教科が多く、授業がほぼ数学と理科といった状況です。電車で通学しているため勉強時間の確保が課題となっています。

今後の目標を教えてください。

これからは英語が必要になるので、大学院進学などに備えて本格的にTOEICの勉強を始めたいです。また、プログラミングにも興味があるので、さらにスキルを磨いていきたいです。

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

工学部に入ると、今まで興味を持ったことがなかったようなことについての話も聞くような機会があり、意外な内容に興味を惹かれることもあります。他の学部に比べて授業数は多いものの自由な時間はたくさんあるので、そういったことに新しく挑戦したりできます。私自身、高校生の時は工学部に進むなんて考えていませんでしたが、入ってから感じた魅力、新たな視点などたくさんありました。将来の可能性を広げるという点でも、工学部は魅力的な学部だと思います。

高本 巴瑠乃(たかもと はるの)さん

専攻:半導体サイエンスプログラム

どうして工学部を選んだのですか?

小学生の頃から、ロケットや人工衛星を作る宇宙開発エンジニアになりたいという夢がありました。宇宙開発を学べる学部を調べたところ工学部で学べることを知り、工学部を選びました。やりたいことができるかどうか、という基準で選びました

入学前に不安に感じていたことはなんですか?また、その不安は入学後解消されましたか?

入学前に不安に感じていたことは、自分の知識で大学の内容についていけるのか、でした。私は、現在工学部に所属していますが、はっきり言うと理系科目がすごく苦手です。
しかし、1年前期の時点で数学が苦手な人のための講義、物理科学では苦手な人のために補講が行われたおかげで、大学の内容にもついていくことができました。工学部はできない人間をそのままにせずに、見捨てずに指導してくださる優しい大学です。
現在、理系科目は苦手だけど、夢を叶えるには理系に行く必要があって悩んでいる人はぜひ、迷うことなく自分の好奇心に従うべきだと思います。

学生生活で楽しいことは何ですか?

自分が興味のある講義を受けることがすごく楽しいです。大学生が参加できる各分野の体験プログラムがあるので、長期休暇の時にそれに参加するのも楽しいです。

反対に大変なことはありますか?

テストは大学の方が大変です。初めて学ぶことが多く、2ヶ月または4ヶ月で学んだことを一気にアウトプットするのですごくきついです。高校の時は1人で黙々と学ぶことで点が取れていたと思いますが、大学では友人との協力が必要不可欠ですので、人との関わりを特に大切にするべきです。

今後の目標を教えてください。

今後は大学院に進学し、学べることをできる限り学んで装置開発やプログラミング、何でもできるようになって、日本の宇宙産業を支えられる1人になりたいと考えています。

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

大学生活を2年間過ごしてわかったことは、大学では自分の興味・好奇心・熱意が1番の力になると思います。だからこそ、とりあえず就職に有利な大学に行けばいいや。という考え(もちろんこれも大切だと思います!)よりも自分のやりたいことがそこの大学でできるのかを1番に確認することが大切だと思います。

前田 陽向​(まえだ ひなた)さん

専攻:機械知能プログラム​

どうして工学部を選んだのですか?

幼少期からものづくりが好きだったからです。宮崎大学の工学部に進学しようと思ったきっかけは、教授や准教授の研究内容に惹かれ、興味を持ったことです。医学と連携した医工学の分野で、ものづくりをしている宮崎大学の教員の方々のもとで医工学について学びたいと思い、工学部を選びました。​

入学前に不安に感じていたことはなんですか?また、その不安は入学後解消されましたか?

工学部の女子生徒が少ないことから、友人ができるか不安でした。しかし、入学してみると、同じプログラムの男子生徒も話しやすく、多くの生徒が親しく接してくれました。現在では、昼食や遊びを共にする友人もでき、楽しい大学生活を過ごすことができています。また、工学部では、異なるプログラムの生徒ともサークルだけでなく、講義やアルバイトなど関わる機会が多くあり、より多くの生徒と関わることができるため、安心して楽しい大学生活を送ることができると思います。​​

学生生活で楽しいことは何ですか?

自分の時間が多くできるため、友人と過ごしたり、アルバイトをしたりなど勉強だけでなく多くの経験をすることができると思います。また私は、TAとしてオープンキャンパスに参加し、貴重な経験をさせていただきました。大学生ならではの多くの経験ができ、充実した楽しい大学生活を送っています。​

反対に大変なことはありますか?

アルバイトと勉学の両立です。講義や課題を期限内に提出、テスト勉強をしながら、アルバイトをしているため、単位が取得できるか不安になることがあります。勉学とアルバイトをうまく両立していかなければならないことが少し大変かもしれません。​

今後の目標を教えてください。

​工学部で自分の興味のある分野を活かした仕事ができるように、機械の専門知識を身に付け、目標に向けて努力したいと思います。そのためには、大学でより多くの知識をつけるため、専門的な分野を学んでいきたいです。

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

受験勉強はとても大変だと思います。私も昨年は合格に向けて、様々なことに挑戦しました。私は受験を通して、挑戦するすることの大切さを学ぶことができました。受験は人生でいい経験になると思っています。今はつらいかもしれませんが、大学生活はとても楽しいです。息抜きを忘れずに、頑張ってください。​
応援しています!!​

​下沖 聖羅(しもおき せいら)​さん

専攻:化学生命​プログラム​

どうして工学部を選んだのですか?

高校2年生の頃から美容に興味があって進学するなら自分の興味のある学部に進学したいと考えるようになりました。最初は理学部の化学系の学科を目指していましたが、進路を先生に相談して行くうちに宮崎大学は特に工学部の研究に力を入れているし、化学系のプログラムもあると聞いたので宮崎大学の工学部を選びました。​

入学前に不安に感じていたことはなんですか?また、その不安は入学後解消されましたか?

​​私が入学前に心配だったのは女子の数です。工学部はやっぱり女子が少なくて男子が多いというイメージが最初はあってただでさえ女子が少ないのに友達ができるかとても心配でした。でも、私が所属しているプログラムが少しほかのプログラムより女子が多いからかもしれないけど、今はプログラム内外て男女問わず沢山の友達に出会えました。最初は不安だと思うけど入ってみたら男子も気さくに話しかけてくれてたくさん友達もできると思います!

学生生活で楽しいことは何ですか?

私が大学で楽しいと思うのは、高校では味わえない車で友達とご飯に行ったり、毎日違う服を着て大学に行ったり、メイクをしたり、髪を色々な色に染めることが出来る自由さです。 ​

反対に大変なことはありますか?

​大学で大変なことは全部自主的に動かないといけないことです。高校までは先生とか親が色々してくれていたかもしれないけど、大学生は自主的に履修登録をしたり講義でちゃんと話を聞いていないと週一でしか会わない教授がほとんどなので色々大変になると思います。

今後の目標を教えてください。

私の今後の目標は資格を取ることとたくさんの経験をすることです。3.4年生になると卒論などで忙しくなり他のことに手をつけられないと思うので、比較的時間のある1.2年生の間にたくさんの資格と経験を積んでいきたいです。​

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

受験期は日が経つにつれて不安と焦りが生まれる日々になるけど最後まで自分を信じてやり抜けばどんな形であれ結果は必ずついてくるので、最後まで諦めずに頑張って下さい!大学生は想像よりも楽しいしたくさん良い経験と出会いがあります。ちゃんと休憩も入れつつ頑張って下さい!応援してます!​

A Day in Student Life

学生生活の1日の流れを覗いてみよう

  1. 登校

    学年やプログラムで異なりますが、午前中は1限~2限の時間に講義が行われることが多いです。登校したら講義開始まで講義資料を確認したり、友人と話したりしています。

  2. 講義

    午前中は主に専門的な講義が行われます。新しい知識を学び、教授や他の学生と意見交換をする貴重な時間です。

  3. 昼食

    昼食は研究室や学食、学内にあるニコマルカフェで友人と過ごしています。

  4. 講義、実験室作業、勉強/休憩

    午後は追加の講義や実験室での実習が行われます。実験では、理論を実際に応用する機会があり、実践的なスキルを身につけます。

  5. レポート作成や研究活動・バイト

    講義終了後はレポートの作成をします。また、自分自身の研究に関する論文を読んだり、実験を行ったりしています。
    バイトを行う学生もいます。

  6. 就寝

    しっかりと睡眠を取り、翌日に備えます。充実した1日を終え、次の日に向けてエネルギーを補充します。