実施体制

宮崎大学では、学長のリーダーシップの下、研究・産学地域連携推進機構に「テニュアトラック(TT)推進室」を設置し、テニュアトラック制の運営、教員の選考・評価、研究活動や環境整備等のサポート体制を構築しています。
研究・企画担当理事(副学長)を委員長とするTT推進室運営委員会では、TT教員公募方針や事業の運営方針等が審議され、TT教員の選考は、学内外の分野別専門委員を含むTT教員選考委員会にて行われます。採用された各TT教員には、研究指導・助言を行うトロイカサポーター(学内2名、学外1名)、研究活動・環境支援を行うコーディネーター等が配置され、中間評価を経て採用に至るまでの過程をサポートします。

画像:宮崎大学・テニュアトラック制による若手人材育成推進体制図

 本学のTT教員は、卓越研究員事業に応募していることを原則としています。TT教員の公募を希望する部局をTT推進室運営委員会にて決定し、卓越研究員事業の公募に合せてJREC-INおよび本学ホームページにてTT教員の公募を開始します。TT教員選考委員会にて書類審査および面接審査が実施され、TT教員の採用が決定されます。採用が決定し5年間のTT期間を経てテニュア審査を通過すれば、当該部局のテニュア職を得ることができます。