2年連続の最高賞受賞!日本地理学会2026年春季学術大会で会長賞を受賞

日本地理学会が主催とする2026年春季学術大会高校生ポスターセッションにおいて、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校のポスター発表が「会長賞」を受賞しました。
五ヶ瀬中等教育学校は2025年春季学術大会においても会長賞を受賞されており、昨年度に加え二度目の最高賞となります。
五ヶ瀬中等教育学校は2023年度から「新時代に対応した高等学校改革推進事業(創造的教育方法実践プログラム)」に指定されており、宮崎大学農学部 森林環境持続性科学領域の竹下伸一 准教授もコンソーシアムメンバーとして,おもに地理探究授業の指導をされています。
・日本地理学会2025年春季学術大会および第27回 日本水大賞受賞
https://www.miyazaki-u.ac.jp/agr/news/information/202527.html
五ヶ瀬中等教育学校のみなさん、受賞誠におめでとうございます。
*表彰状の記載一部誤り(2025年春季学術大会→2026年春季学術大会)
2026年春季学術大会 高校生ポスターセッション発表タイトルおよび要旨
〇発表者(学校名):
津江梨之介さん・眞﨑新路さん・興梠祐玖さん・児玉有希乃さん・谷﨑美佐紀さん・前原惇之介さん(宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校)
〇発表タイトル:
デジタル×リアルで検証する世界農業遺産 高千穂郷・椎葉山地域の特異性 Vol.2 ~「山腹用水路」が拓いた火砕流台地の景観構造と土地利用実態~
○発表要旨
本研究は,世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」の景観を支える「山腹用水路」の特異性を,先行研究を深化させ,土地利用の垂直的構造から検証することを目的とする。宮崎大学農学部竹下准教授との協働により,阿蘇山の火砕流台地が広がる五ヶ瀬町三ヶ所地区を対象として,GISを用いた縦断面解析(デジタル)と,現地調査(リアル)を組み合わせ,地質・傾斜と土地利用の関係性を精査した。その結果,山腹用水路が山地と火砕流台地の境界を等高線に沿って走ることで,本来水が得にくい台地上に農地や宅地が配置される土地利用の空間的秩序を明らかにした。一方で,公的データ(筆ポリゴン)と現地の耕作状況の乖離を浮き彫りにし,デジタル解析と実地調査を併用する有効性を実証した。本研究は,地形に適応した景観構造を科学的に解明し,先人の知恵と維持管理の情熱に支えられた「生きた価値」を次世代へ継承する意義を強調するものである。
〇日本地理学会2026年春期学術大会高校生ポスターセッション公式HP: