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亜熱帯薬食資源学の対面講義を九州保健福祉大学の薬草園で実施しました

令和5610日(土)と71日(土)の2日間、九州保健福祉大学の薬草園での野外学習に合計179名が出席しました。

亜熱帯薬食資源学は、宮崎県内の産業や企業の取組、地域の課題や解決方法を学び、地域を支える人材を育成するみやざき産業人材育成教育プログラムの食品ユニット科目で、宮崎県を中心とする亜熱帯地方に自生する植物を薬用資源として利用するための基本的知識と技能を修得します。オンデマンド講義による座学と野外学習のハイブリッド型集中講義で、年々受講生が増加している人気講義の1つです。

230704_01.jpg△甲斐先生
230704_02.jpg△國武先生

当日は、あいにくの空模様でしたが、九州保健福祉大学薬学部の甲斐久博先生、宮崎大学農学部長の國武久登先生の指導のもとで、受講生は薬草園の貴重な植物を思い思いに見て、触れて、香りを体験しました。ハーブ園の近くでは、そこはかとなくカレーの香りが漂っていました。

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「ミカンやクルミのような馴染みの深い植物でも、部位の違いによって食品になるものと生薬(=医薬品)になるものがある。そういった植物を知り、実物を見て、体験してもらう機会を今後も提供したい。」と甲斐先生。ちなみに今年度の受講生が薬草園で選んだ人気薬用植物は、1位キキョウ、2位ウイキョウ、3位ラッキョウでした。


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