宮崎大学
ニュースリリース

宮崎県立宮崎南高等学校連携協議会を開催

2019年08月30日 掲載

令和元年8月23日(金)、宮崎大学は宮崎南高等学校との連携協議会を宮崎県庁において開催し、國武久登産学・地域連携担当副学長、内田信昭宮崎南高等学校長、長友美紀宮崎県教育委員会高等教育課主幹をはじめ大学・高校・県教育委員会関係職員約30名が出席した。

本協議会は、令和元年6月5日に宮崎大学が宮崎南高等学校との間で「地域との協働による高等学校教育改革推進事業にかかる連携・協力に関する協定」を締結し、高大連携の取組を実施していく中で、現状の連携体制について意見交換を行い、今後の更なる連携強化について協議を行うことを目的として実施された。

はじめに、飛田洋宮崎大学産学・地域連携センター客員教授(元宮崎県教育長)が「高校・大学の連携した地域課題研究の指導の今後の改善のために」と題して、両機関の現状の連携状況について、大学教員、高校教諭並びに指導を受けている高校生の感想を紹介するとともに、評価すべき点や改善すべき点を挙げながら事業の到達目標についてイメージの共有を図り、この連携を組織的に成熟させていくことの必要性を説いた。

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説明を行う飛田客員教授

その後、河原美奈子教諭が「県外大学への進学を希望するか」「県外大学を希望する理由は」「将来は県外での就職を希望するか」「県外就職する理由は」などのアンケートの結果を用いて紹介し、これまでの取組を通して現れた生徒の変化について紹介した。最後に、担当者レベルでの意見交換を行い、本県のみならず日本における高大連携のモデルケースとなるべく活発な議論が交わされた。

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会議の様子

本学では、宮崎南高等学校以外にも宮崎大宮高等学校とも連携協定を締結しており、生徒が主体となって設定した課題に対して、大学教員がアドバイザーとして助言を行い、地域課題の解決に連携して取り組むなど、県内各地の高校と連携しながら、次世代のリーダー育成に貢献していくこととしている。

地域との協働による高等学校教育改革推進事業;

平成30年3月に公示された新しい高等学校学習指導要領を踏まえ、Society 5.0の社会を地域から分厚く支える人材の育成に向けた教育改革を推進するため、「経済財政運営と改革の基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)」や「まち・ひと・しごと創生基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)」に基づき、高等学校が自治体、高等教育機関,産業界等との協働によりコンソーシアムを構築し,地域課題の解決等の探究的な学びを実現する取組を推進することを目的とする。

「プロフェッショナル型(11校指定)」「地域魅力化型(20校指定)」「グローカル型(20校指定)」に分けられ、宮崎南高校は「地域魅力化型」での指定を受けた。その他、県内からは飯野高校も「地域魅力化型」での指定を受けたほか、五ヶ瀬中等教育学校は「グローカル型」の指定を受けた。

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