テニュアトラック制に関するアンケート調査結果報告
宮崎大学IR推進機構では平成23年10月3日から10月31日まで全学の教員を対象に標記のWEBアンケート調査を実施いたしました。以下にその結果をご報告いたします。
アンケートに回答された方々からさまざまなご意見が寄せられました。これらご意見は今後、本学でテニュア・トラック制を円滑に進めていく参考とさせていただきます。
回答数 256名(在籍教員の42.7% 現員:599名)
1.回答者の所属部局
部局 | 回答者(人) | 回答者全体での% | 部局内での回答率(%) |
教育文化学部 | 33 | 12.9 | 33.0 |
医学部 | 112 | 43.8 | 42.1 |
工学部 | 45 | 17.6 | 49.5 |
農学部 | 53 | 20.7 | 50.5 |
その他(センター等) | 13 | 5.1 | 43.3 |
2.回答者の職位
教授 28.9%、准教授 32.4%、講師 6.6%、助教または助手 30.9%、その他(ポストドクター研究員、プロジェクト研究員など) 1.2%
3.回答者の男女別
男性 87.9%、女性 12.1%
4.回答者の年代
20歳代 0.4%、30歳代 22.7%、40歳代 44.9%、50歳代 22.3%、60歳代 9.8%
5.本学にIR推進機構があることをご存じでしたか?
知っていた 77.3%
知らなかった 21.5%
無回答 1.2%
6.IR推進機構に所属するIRO特任助教の研究についてご存じですか?
よく知っていた 17.6%
少し知っていた 46.5%
ほとんど知らなかった 35.5%
無回答 0.4%
7.テニュア・トラック制度がどんなものかご存じでしたか?
よく知っていた 22.3%
ある程度知っていた 43.4%
ほとんど知らなかった 34.0%
無回答 0.3%
8.本学にテニュア・トラック制度が導入されていることをどのようにして知りましたか?(複数回答可)
宮崎大学あるいはIR推進機構のホームページ 80人
IR推進機構のニュースレター・学内の会議報告 91人
キックオフ・シンポジウム、講演会、セミナー、研究成果発表会など 122人
他の教職員から聞いた 45人
その他 37人
9.本学の教員採用にテニュア・トラック制度を導入することをどう思いますか?
全面的にテニュア・トラック制にすべきである 7.0%
一部はテニュア・トラック制にすべきである 55.9%
テニュア・トラック制の導入に反対である 8.2%
どちらとも言えない 28.5%
無回答 0.4%
10. 9への回答に関わりなく、テニュア・トラック制度に賛成の理由は何ですか?(複数回答可)
人事の活性化を図ることができる 85人
公正な人事を行うことができる 41人
優れた人材を採用することができる 139人
若手研究者の能力を伸ばすことができる 122人
大学全体の研究レベルを引き上げることができる 95人
教員としての適性を見極めた後で、正式採用することができる 103人
(全国的に本制度が広まった場合)大学院進学者が増える 11人
その他 6人
11. 9への回答に関わりなく、テニュア・トラック制度に反対の理由は何ですか?(複数回答可)
従来の選考・採用方法で充分である 17人
現行の人事選考制度と併存しにくい 64人
研究費の配分や業務分担で不公平が生じる 63人
研究に偏重して、教育・管理運営業務を軽視する教員が増える 102人
経験や年齢の点で他の教員とバランスが取れない 27人
トラック期間終了後、離職の可能性があり、不安定である 93人
現行の研究体制(講座制等)を維持できなくなる 38人
その他 21人