iPS細胞シンポジウムが開催されました

 

平成24年12月15日午後2時から4時まで、宮崎市KITENにおいて宮崎大学及び宮崎大学テニュアトラック推進機構主催で市民シンポジウム「やさしく学ぶ iPS細胞 ~よくわかる iPS細胞研究の最前線~」が開催されました。

山中伸弥京都大学教授のノーベル医学生理学賞受賞式が終わった直後に開催されたこのシンポジウムには多くの高校生、市民など280名以上が参加し、会場は座りきれないくらいの大盛況でした。シンポジウムでは次の内容で講演が行われました。

開会挨拶 宮崎大学学長 菅沼 龍夫

1.宮崎大学医学系テニュアトラック准教授 本多 新

「iPS細胞の作り方&使い方」

2.宮崎大学農学部准教授 西野 光一郎

「iPS細胞でペットを救う~ペット再生医療への挑戦~」

3.実験動物中央研究所部長・慶應義塾大学医学部客員教授 佐々木 えりか

「iPS細胞で治療が実現するまでの道のり」

各講演が終わったあと、質疑応答が行われましたが、高校生を中心に熱心な質問が相次ぎました。iPS細胞への関心の高さを示すシンポジウムでした。

このシンポジウムの様子はNHKの地方ニュースでも報道されました。

当日は予想をはるかに超える多くの方々が参加されたため、会場に人があふれ、席がなかったり、後の方でスライドがよく見えない方がおられました。ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

iPS細胞シンポジウムの講師紹介、講演内容はこちらから

参加者へのアンケート結果は写真集の下にあります。

シンポジウムの写真集

 シンポジウム会場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演風景

 

 

講演者 左から本多准教授、佐々木教授、西野准教授

質疑応答

高校生からたくさんの質問がありました。シンポジウム終了後も講演者は高校生に囲まれて、質問攻めにあっていました。

 

 

 

 

 

 

 

シンポジウム参加者へのアンケート結果

シンポジウム参加者のうち208名からアンケートへの回答がありました。その結果の概略は以下のとおりです。

1.参加者の性別 

男性 46.8%、女性 53.2%

2.参加者の階層

中学生 2.4%、高校生 74.0%、大学生 4.9%、教員 5.9%、その他(市民など) 12.7%

3.シンポジウムのことをどこで知りましたか? 

ホームページ 2.9%、ポスター・チラシ 47.0%、新聞 1.5%、その他 46.6%

4.iPS細胞についてご存じでしたか?

知っていた 27.7%、少しは知っていた 66.0%、全く知らなかった 6.3%

5.本日の講演は理解できましたか?

よく理解できた 45.2%、ほぼ理解できた 51.8%、ほとんど理解できなかった 3.0%

6.講演内容は面白かったですか?

面白かった 74.0%、面白い部分があった 25.4%、面白くなかった 0%