学校や地域が抱える教育課題に協働的に対応するシステムを構築しています。教員の授業力向上や学校力の向上を図るために、様々な提言をしています。
児童生徒が育つ地域における教育課題について、宮崎県の未来を見据えた持続可能な解決に向けた取り組みをしています。
宮崎県教育研修センターと協働して実施した「校内研修の活性化」研究実践事業(独立行政法人教職員支援機構受託事業)を発展させて、宮崎県内の小・中・高等学校が実施する校内研修に対する支援に取り組むとともに、川南町など町単位での授業研究も行っています。
附属学校園を活用した教員研修プログラムの開発事業(独立行政法人教職員支援機構受託事業)としてスタートし、教職大学院のカリキュラムデザインを活かした、様々な教員研修プログラムを実施してきました。附属学校園の児童・生徒がいる環境を活用し、子どもの資質・能力を育成する授業力の向上を目指しています。こうした経験をもとに、より充実した教員研修プログラムの研究開発に取り組んでいます。
本事業は、様々な人権課題について理解を深めることができるとともに、人権教育に関する高い専門性を醸成する人権に関する教員養成プログラムの一部を公開講座とすることで、教員養成大学の特性を生かした人権啓発を実施するものです。本学部の特色ある取り組みとして推進してきた「子どもの貧困と教育」を軸にセミナーを開催してきました。本年度は、宮崎県内の弁護士の方々と協働して、差別や排除によって人権が脅かされている人たちがいる現実を知り、それをのりこえるために必要な観点やしくみの改善を学びます。
附属教育協働開発センターでは、「宮崎大学研究生規程」に基づき、宮崎県教育庁派遣研究生を受け入れています。宮崎県の教員研修としても「本県教育水準の向上に資する資質向上・教育実践の深化・充実」を目指しており、本学の派遣研究生としての学びは、宮崎県が求める専門的・技術的事項の研修に応えるものとして位置付けられています。
研究テーマ2022
研究テーマ2023