グローバル化や少子高齢化、情報化などを背景に、現代社会は目まぐるしい変化の中にあります。そのような社会を生き抜く力を次世代の子どもたちに身につけさせるため、学校教員に求められる資質、能力も多様化・高度化しています。本コースでは、小学校教員としての基本的な資質・能力とともに、今後の社会で必要とされる問題解決能力や批判的思考力、他者と協働する力などを兼ね備えた教育実践力の高い教員を目指します。また、目の前の子どもの問題から目をそらさず、その子どもにとってより良い教育環境を整えるにはどうすればいいか、という問題に真剣に・積極的に取り組むことのできる教員を育てていきたいと考えています。
教職実践基礎コース【定員15人】
教職実践基礎コースは、学校現場で起こる様々な問題に対して、教育学の理論をベースに、主体的・積極的に取り組んでいける高い専門性を持った教員の養成を行います。
15名という少人数の学生に対し、7名の教員で4年間指導いたします。大学4年間、教職大学院(2年)への進学を見据えた6年一貫教育という全国でも珍しいコースです。
本コースでは、1年生の早い段階からさまざまな教育現場を訪れ、具体的・実践的に学びます。また、一般的に4年生では教育実習とゼミだけになることが多い中、本コースでは4年生の時期に実践的な授業を行い、教職大学院での修学に繋げられるようなカリキュラムを設計しています。