幼児期から児童・青年期までの発達上の特徴や障がいのある子どもの特性をふまえた深い子ども理解ができ、一人ひとりの子どもの教育的ニーズにあわせた支援・指導ができる教員を養成します。
子ども理解専攻【定員10人】
子どもの生活を支えるカウンセリングマインドと技能、心の問題を予防し対処する能力を育成します。心理学の分野において、これまでに積み重ねられてきた実証的な知見と日々進歩する最新の知見を使って、教育に生かすことができる教員を目指します。
子ども理解専攻では、心理学を専門に勉強し、それを教育現場で活用する方法を勉強します。とくに科学的・実証的な心理学の考えを勉強して、子どもの学業、メンタルヘルスの問題を支援する教員を目指します。
特別支援教育専攻【定員10人】
障がいのある子どもの実態や教育的ニーズを的確に把握して、指導・支援ができる教員を養成します。
特別支援教育専攻では、特別支援教育の知識をしっかりと身につけることで基礎力を固め、その基礎力を土台にしたアクティブ・ラーニングの積み重ねによって実践力を磨く「学びの環境」があります。例えば、「障がいのある当事者やその支援者」と共に、宮崎の特別支援教育に関する現状と課題を考え、課題解決に向けて取り組む授業を展開しています。また、発達障がいのある子どもとその保護者を対象とする教育プログラム「チャレンジ教室」には、学生もプログラムの計画や実践に参加しています。初めは子どもとの関わりに戸惑っていた学生も、経験を重ねるごとに自然な関わりを身につけていきます。
特別支援教育専攻の学生に聞くと必ず返ってくるのが、「先輩、後輩の関係がよい」という答えです。授業や研究活動、課外活動においても、先輩と後輩が協働する機会が多くあり、先輩が積極的に後輩の相談に乗っています。特別支援教育専攻には、互いに意見を出し合い、助け合い、学び合う伝統があります。
特別支援教育専攻科目 | 教育実習 | |
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1年生 | 基礎を学ぶ
障害児教育学総論、知的障害者の心理・生理・病理 |
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2年生 | 基礎と実践を学ぶ
肢体不自由者の心理・生理・病理、病弱者の心理、生理、病理 |
小学校観察実習 特別支援学校観察実習 |
3年生 | 実践を学ぶ
知的障害児教育、病弱児教育、特別支援学級経営 |
小学校教育実習 |
4年生 | 研究を学ぶ
卒業論文 |
特別支援学校教育実習 |