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花き生理学研究室が串間市の都井岬ソテツを調査

令和5年3月2日(木)、植物生産環境科学科花き生理学研究室の稲葉靖子准教授と学生が、ソテツ(Cycas evoluta)の自生地である串間市の都井岬ソテツ調査に行きました。

最近、奄美大島などで、カイガラムシにより、ソテツ(Cycas evoluta)が大量に枯れるなどの報告があったため、宮崎に自生する当該ソテツで、この害虫による被害がないかどうかを調査しました。

幸い、宮崎のソテツでは、カイガラムシによる被害は見られませんでしたが、今後も引き続き、調査を続ける必要があるとのことです。

なお、当研究室での研究により、当該ソテツは、開花期の雄花が、花の体温を外気温に対して10℃以上も上昇させることが明らかとなっています(Ito-Inaba et al., Plant Physiol.,2019)。

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△都井岬のソテツ自生地

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