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サツマイモの花から蜂蜜:石川県立大学・株式会社くしまアオイファームとの共同研究について國武農学部長にインタビューを行いました

國武久登学部長(応用生物科学科教授)は、石川県立大学や理化学研究所、株式会社くしまアオイファーム(宮崎県串間市)と共同でサツマイモの育種などについて8年前から研究を行っています。その研究の中で、今回、サツマイモの花から蜂蜜を採ることに成功したことが日本農業新聞と日本経済新聞で取り上げられました。

國武学部長に話をお聞きしたところ、サツマイモの花は本州ではめったに咲かないそうです。そこで、観賞用に花が咲くサツマイモの品種改良を行っていたところ、それらの品種のサツマイモの花にミツバチが集っていたことから、蜂蜜ができる可能性に思い至り、養蜂業者が興味を持ち商品開発に至ったとのことでした。

サツマイモの栽培.jpgサツマイモの花とミツバチ.jpg














(撮影:石川県立大学大谷基泰准教授)

ミツバチが蜜を集めるのはレンゲやアカシアが一般的であり、サツマイモは国内でほぼ例がなく、非常に珍しい蜂蜜ができたとのことでした。しかも味も非常においしかったそうです。この蜂蜜は「金沢はちみつ しずく工房」(石川県野々市市)で購入できるとのことです。

蜂蜜.jpg

日本農業新聞▼
https://www.agrinews.co.jp/farming/index/176534

日本経済新聞▼
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO74749170W3A920C2TCN000/


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