2025.10.29
トピックス学生活動教育
地元の下水道・都市計画コンサルタント企業にて工学研究科1年が高度専門型インターンシップを実施
2025年9月中旬から下旬までの約2週間、本学工学研究科修士課程工学専攻環境コース1年の川邉晴香さんが、宮崎県内の下水道・都市計画コンサルタント企業、ミナミ計画設計株式会社様にて、専門性を活かした実践型の高度専門型インターンシップ(タイプ4)に取り組みました。
高度専門型インターンシップは一般的な会社説明を目的としたインターンシップとは異なり、学生が学業や研究によって高めた自身の知見・スキルを活かして専門的な業務を行うインターンシップです。社員の方々と同様、勤務は9時〜18時。業務の計画立案から成果物作成の前工程に関わる実務を体感しました。
業務では、MapInfo などGISソフトを用いた避難施設位置情報の入力、道路線形のプロット、顧客に提示する報告書案のチェックなどを担当。作業プロセス・成果物がどのように社会実装に連なるかを、隣で見るように学ぶことができた点が印象的だったそう。単なる作業体験にとどまらず、「期日」「成果」「利益」が前提となる仕事には、研究とは異なる時間制約と費用意識が存在することを実感したとのこと。
「『働くとは何か』を安全かつ実践的な環境で掴むことができ、1Day 型では得られない経験を得ることができました。今後も長期休暇を活用して、さらに裁量や難易度の高い業務に取り組んでみたいです」と希望を語ってくれました。今後の更なる活躍が楽しみです。
※本取り組みは令和6年度 大学・高専機能強化支援事業「高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援」の一環として、地域企業と本学工学研究科が連携して高度専門型インターンシップ(タイプ4)を行っています。