ニュースリリース
2019年02月01日 掲載
宮崎大学では、教育活動において顕著な業績をあげた教員を表彰することにより、その教授法や教育実践を本学の教員が共有し、教育の改善や質の向上を図ることを目的とした「宮崎大学教員教育活動表彰」を行っています。3回目となる平成30年度は、6人の教員の表彰を決定いたしました。(表彰式は2月19日に開催します。)被表彰者となられた先生方をご紹介します。
基礎教育部 上原 徳子准教授
講義を通して中国語の修得および学生の中国文化理解・知識習得による異文化交流を促し、授業カードや中国語検定試験のWeb教材の導入をはじめとした学習時間の確保・意欲向上に工夫がみられる点などが、教育効果の高い授業の実践として評価されました。また、海外研修である中国語現地研修の企画・運営・引率や、放課後の異文化交流・会話学習の場である「語学コーナー」の開設など、文化相互理解活動への貢献なども評価されました。
教育学部 中村 佳文教授
全担当授業においてアクティブラーニングの手法を取り入れた対話型発見演習を学生の学びや課題発見のために効果的に導入している点などが、教育効果の高い授業の実践として評価されました。また、担当授業外の教育的取組として、学生参加型の企画である、没後90年若山牧水パネル展開催記念イベント「牧水先生!おいしい短歌おしえてください!」の成功や、県内の短歌普及発展活動への貢献なども評価されました。
医学部 松岡 あやか助教
看護基礎教育・看護専門教育および大学院実践助産学専門教育に携わる傍ら、担当授業外の教育的取組として、地域においては新生児蘇生法インストラクター等数々の資格を活かし県内で開催される講習会を通した看護師・助産師や救急救命士の知識・技術の向上に尽力し、またJICA周産期医療向上プロジェクトの主力協力機関の一員としてJICA研修員の知識および技術の向上・維持に貢献している点などが評価されました。
工学部 酒井 剛教授
講義内容に即し、「風船はなぜ萎むのか」「電解還元水とは」といった学生が興味を引かれる科学的で身近なエピソードを交える点、物質においての高等学校の教科書に掲載される反応と工業分野で利用される反応の起こりやすさを比べるといった、講義を通して実学に近い知識を得るため工夫を凝らしている点などが、教育効果の高い授業の実践として評価されました。
農学部 仲西 友紀准教授
学生が考えながら知識を習得するための工夫として、積極的な演習の実施や実生活と学修内容を結び付けた講義スタイルを導入している点などが、教育効果の高い授業の実践として評価されました。また、担当授業外の教育的取組として、応用生物科学科FD委員長就任後の授業評価アンケート結果の教員へのフィードバックをはじめとした多くの活動が、教育方法の工夫又は改善に取り組み、顕著な教育成果をあげたとして評価されました。
地域資源創成学部 井上 果子講師
日越学生交流企画「さくらサイエンスプラン」の実施に加え、地域資源創成学部学生のグローバル教育のため、「海外短期研修」を企画・実施した点などが、教育方法の工夫又は改善に取り組み、顕著な教育成果をあげたとして評価されました。また、担当科目の多くでWeb Classを利用しての双方向授業を行うことで学生の興味関心及び学習意欲を高めるだけでなく、Web Classの利便性と効率性改善に大きく貢献した点が評価されました。
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