宮崎大学
ニュースリリース

JICA課題別研修「グローバル・フードバリューチェーン戦略を担う人材育成プログラム」を実施

2019年09月20日 掲載

令和元年8月19日(月)から9月3日(火)、JICA課題別研修「グローバル・フードバリューチェーン戦略を担う人材育成プログラム」を実施し、アジア5カ国(バングラデシュ、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ベトナム)、アフリカ1カ国(ケニア)の中央政府や自治体の行政官8名が参加した。

「フードバリューチェーン」とは、農林水産物の生産から、加工、流通、消費に至るまで、各段階で付加価値を高めながら連結していくことにより、それぞれの段階に関与する人々に、より大きな利益をもたらすことを目的とした仕組みである。

同事業は、平成30年度から3か年の計画で、政府開発援助(ODA)の技術協力事業の一環として国際協力機構(JICA)から委託を受けたものであり、本年度は第2年次となる。

今回、宮崎大の有する農林水畜産業の6次産業化に関する知見及び関係機関とのネットワークを基礎として、生産、加工、マーケティング等の各段階における重要課題、自治体や公的機関の支援策、農家や組合による取組み事例など、幅広い内容の講義と視察から構成する研修を実施した。

20190819_01_01.jpgフードオープンラボの見学

20190819_01_02.jpg綾手づくりほんものセンター(農産物直売)

20190819_01_03.jpg住吉フィールド見学

また、週末は地域の夏祭りに参加し、中山間地の活性化への取組みを学ぶとともに、地元住民との交流を楽しむ様子がみられた。

最終日には、各研修員が、自国での経済・社会の発展に貢献すべく課題解決に取り組むための「アクションプラン」を作成、発表し、このプログラムを通じて宮崎大とアジア・アフリカ諸国の人材とのネットワークが、より一層強化されることが期待される。

20190819_01_04.jpg閉講式で修了証書を授与

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