宮崎大学
ニュースリリース

2022年度全九州学生春季ジムカーナ大会で学生2名が好成績

2022年08月02日 掲載

2022年625日に福岡県福津市で開催された「2022年度全九州学生春季ジムカーナ大会」(4クラスに34人の学生が出場)で、自動車部の有村知将さん(工学研究科修士2年)がジムカーナ初心者が参加するビギナークラスで1位に、同じく自動車部の楠木達也さん(工学研究科修士2年)が1586cc以下の車両が対象となるBM1クラス 2位の好成績を収めました。

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△ 有村知将さんが運転する車両

ジムカーナは、舗装路面で行われるモータースポーツの一種で、三角コーンなどでポールを設置し、事前に決められたコースに沿ってポールの間を縫うように走行する競技で、1台ずつ出走し、タイムを競うことで順位を決定します。通常のモータースポーツと同様にアクセルやブレーキ、ハンドル操作が重要な競技ですが、ジムカーナではサイドブレーキを使って180度以上のターンをすることがあり、そこが最大の特徴であり難しい点でもあります。

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△ 楠木達也さんが運転する車両

九州各地から猛者が集うなか、有村さんと楠木さんの日頃の努力が実った形で、今後の更なる活躍が期待されます。

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△ 有村知将さん

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△ 楠木達也さん

レースを終えて ~有村知将さん(ビギナークラス1位)~

楠木さんは学部生の時からジムカーナに取り組んでおり、ジュニアシリーズと呼ばれる社会人も参加するような大会でシーズン優勝を飾るような経歴を持っています。以前、私がまだ宮崎大学に所属していないとき、熊本でジムカーナの大会が開催され、その運営を手伝いに行ったことがありました。その大会には偶然にも楠木さんが出走していました。そのときは特に気にしていませんでしたが、修士で宮崎大学に入学し、工学部駐車場でほんとうに偶然見かけて声をかけてしまいました。正直、漫画かと思いました。

私は宮崎に来るまでは、レースで使われるサーキットでのスポーツ走行(主にタイムアタック)を楽しんでいました。ジムカーナとは似て非なる競技であるので、ジムカーナは私には難しいかなと思っていましたが、楠木さんの誘いで大会に出場し、ビギナークラスではありますが結果を残すことができました。楠木さんからアドバイスをいくつも頂いたことが入賞に繋がったかなと思います。

今後もジムカーナには参加していき、運転技術の向上と結果を残すことを目標に取り組んでいきたいと考えています。それと別件で、競技人口が年々減少しているモータースポーツを盛り上げていきたいという気持ちがあるので、こういった競技に興味がある学生(教職員も)がいるなら是非自動車部や直接私のところに来てほしいです。大歓迎です。

レースを終えて ~楠木達也さん(BM1クラス 2位)~

私は、幼いころから車(主にスポーツカー)が好きでした。そこで、大学入学後は自動車部に入部し、スターレットという車を購入しました。最初は自動車競技にはあまり興味がありませんでしたが、車両購入や当時在籍していた先輩が自動車競技をしていたことがきっかけとなり、のめりこむようになっていきました。

当時は運転技術も殆ど無く、大会に出場しても結果は下から数えた方が早いときが多数でした。負け続けることが非常に悔しく、勝利を収めるためには何をどうすればよいのか悩む時期もありましたが、悩みの種を解決すべく、ひたすら練習を行いました。

また、幸いなことに、私の周りには様々な競技(ジムカーナやラリー、サーキットトライアルetc.)を行っている方々がいたため、様々な視点からのアドバイスをいただくことができました。その方々の支えもあり、常に向上心を持ちつつ練習に励んだ結果、徐々に結果がついてくるようになりました。また、結果に伴い、応援してくださる方々が増えていき、その声援が私のモチベーションに繋がりました。そのおかげで、ジュニアシリーズで優勝したり、今回の学生戦で結果を残したりすることができました。正直なところ、2位という結果は、嬉しくもあり、悔しくもあります。しかし、結果を受け入れ、常に上を目指して頑張っていこうと思います。

現在はモータースポーツ全般における競技人口の減少が懸念されています。私たちは、少しでもその状況を打破すべく、盛り上げていきたいと考えております。費用がかかるのではないか、MT車じゃないといけないのではないか等考えられる方は多いと思います。しかし最近は、費用も掛からないAT車でも参加できるようなものも出てきております。少しでも興味のある方は、ぜひ自動車部や私のところにお越しいただければ幸いです。

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