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ニュースリリース

「九州地区防災・減災シンポジウム in 宮崎 2018」を開催

2018年11月29日 掲載

20181129_04_01.jpg↑開催挨拶を行う池ノ上学長

2018年11月9日(金)、「九州地区防災・減災シンポジウム in 宮崎 2018」を開催(共催:一般社団法人国立大学協会)し、一般、産業界、自治体、学生など218名が参加した。

九州地区では、地震や火山、豪雨等の自然災害が毎年のように発生しており、自然災害に対して強靭な地域社会の形成が喫緊の課題となってきている。宮崎大学では、大学院農学工学総合研究科に設置した防災環境研究センターを中心に、地震や津波など、東九州で想定される大規模な自然災害について理解を深めるシンポジウム「東九州で想定される"来るべきメガ自然災害"の脅威と備えを考える」を開催した。

20181129_04_03.jpg↑パネルディスカッション①(右から田中宮崎県危機管理統括官、落合宮崎大学医学部教授、原田宮崎大学名誉教授)

シンポジウムは、講演とパネルディスカッションから構成されており、講演は、原田隆典名誉教授(宮崎大学)、西村卓也准教授(京都大学防災研究所地震予知研究センター)、松田博貴教授(熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター)の3名の講師により行われ、宮崎県では少ないと考えられている内陸地震の危険性・発生周期の未解明による住民の危機意識の低下・自然災害の脅威を住民に認識してもらう難しさなどを、最新の研究成果を交えて、わかりやすく解説した。

20181129_04_04.jpg↑パネルディスカッション②(右から西村京都大学准教授、松田熊本大学教授、村上宮崎大学工学部教授)

パネルディスカッションは、「"来るべきメガ自然災害"から生き延びるために」をテーマとし、3名の講師の他に、医学分野からは、落合秀信教授(宮崎大学医学部附属病院救命救急センター)、行政からは、田中保通危機管理統括監(宮崎県危機管理局)、コーディネーターとして、村上啓介教授(宮崎大学工学部)が参加した。議論の中で、2016年の熊本地震の教訓も交え、住民の防災意識の向上などを課題として挙げ、災害に対する備えの在り方を提言した。

20181129_04_02.jpg↑来賓挨拶を行う郡司宮崎県副知事

20181129_04_05.jpg↑閉会挨拶を行う山本国立大学協会専務理事

20181129_04_06.jpg↑閉会挨拶を行う水光宮崎大学理事

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