宮崎大学
ニュースリリース

「第13回・第14回マッチングのためのラウンドテーブルin宮崎」を実施

2019年07月11日 掲載

令和元年6月12日(水)、6月19日(水)、宮崎大学は「宮崎大学まちなかキャンパス」(宮崎市若草通りアーケード内)において「第13回・第14回マッチングのためのラウンドテーブルin宮崎」を実施した。

本取組は、大学の研究者と企業などからの参加者が、大学が持つ研究シーズと企業ニーズを具体的に掘り下げてマッチングさせることを目的としており、地域の産学官連携を推し進める事業の一環として、産学官連携コーディネーターが主導しながら継続的に実施している。

第13回は日南市坂元棚田をフィールドに、微地形変化に起因する日射量分布特性や、風速と乱流特性、降水変動の灌漑推量への影響評価など農業環境データを解析している竹下伸一准教授(農学部森林緑地環境科学科)が、新しい情報通信技術であるLPWA(Low Power Wide Area)を活用した中山間エリアでの農業ICT技術活用について説明し、株式会社ソフモと共同開発中のお天気閲覧アプリ「おてんとさん」も紹介した。

20190612_03_01.jpg左:西片コーディネーター、右:竹下准教授

第14回は「環境技術へのマイクロカプセルの応用 ~分離から調湿~ 」というテーマで、塩盛弘一郎教授(工学部環境応用化学科)が、水と油などのように溶けない物質同士を一緒の空間に混ぜ合わせたようにできること、マイクロカプセルに内包させた物質(薬剤など)を徐々にあるいはなんらかの条件で放出させるなど、身の回りにもある技術がとても高度な化学反応を利用した技術であることなどを紹介した。その後、宮崎県工業技術センターの比較的近い分野の研究者や企業研究担当者と技術の確認や難しさ、湿度調節についての特性などについて意見交換を行った。

20190612_03_02.jpg塩盛教授による研究紹介

宮崎大学では、まちなかキャンパス等を拠点に様々な活動を通じて産学官の連携を深め、地域の更なる活性化に寄与していくこととしている。

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