ニュースリリース
2019年02月07日 掲載
↑会場の様子
平成31年1月26日(土)、「地域の森づくりを考える~森の役割、ミツバチと有機農業~」を宮崎大学地域デザイン棟(木花キャンパス)にて実施し、宮崎市内外から定員を大幅に上回る49名が参加した。本講座は、市民グループ木花・加江田みつばちの森づくり実行委員会と宮崎大学が連携して、市民を対象とした学びなおしセミナーとして開催。
↑講義を行う光田靖教授
前半は、光田靖教授(農学部森林緑地環境科学科)が講師を務め、日本の森の現状と今後のあり方について、人工林と天然林をデザインしていくことの重要性を説明したほか、綾町でのミツバチと日向夏の関係の研究結果から、ユネスコエコパークとして登録されている森周辺の地域が取り組む有機農業が生態系を豊かにすることに貢献しているとの説明があった。
↑講話をする岡みのり氏
後半は、同市民グループ代表で養蜂業を営む岡みのり氏によるミツバチ講話があり、ミツバチと人間の関わりについて、ミツバチの置かれている環境の現状、森づくりの意義について説明があった。また、講座の最後には、受講者のアウトプットの時間として、グループごとに講義で得た気づきと今後取り組みたい活動をポストイットに記入し、ポスター掲示で共有するワークが行われた。
↑講義を熱心に聞く受講者
受講者からは多くの質問が出され、「森の現状が分かり勉強になった」、「普段の授業とは違う雰囲気で自分の意見を考えることでより課題を身近に感じた」、「ミツバチから受けている恩恵を初めて知った」などのコメントがあった。
次回3月9日(土)は、高校生・大学生を含む幅広い世代の地域住民との交流や連携を今後の具体的活動につなげて行くことを目的に、今回の講座参加者を対象にグループワーク企画を予定している。
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