まず、平成30年度に新設された「とっても元気!宮大チャレンジプログラム(特定地域枠・西都市)」において実施した3つのプロジェクトの報告が行われた。「西都食材の魅力を科学する」では、栄養価の高いトマトの皮をふんだんに使ったトマト餃子のレシピを紹介するとともに試食も行われた。「夏の工作合宿&YTG」では、ユズの生産が盛んな銀鏡地区(西都市)における労働力不足を解消することを目的として、学生が発案し実施した「ユズ取り合戦」が高い評価を受け、新聞やテレビで取材を受けたことが報告された。また、「Look at the world, start with Saito」では、西都市内の高校生と外国人留学生がキャンプなどを通じて交流する中で、高校生にとっては日常となっている地元の景色・料理・文化などが、県外者や外国人にとっては魅力的な地域資源であることに気づくとともに、高校生の意識にも変化が現れたことが報告された。