宮崎大学
ニュースリリース

川南町における連携事業年次報告会を実施

2019年03月06日 掲載

平成31年2月26日(火)、宮崎大学は「平成30年度川南町・宮崎大学連携事業年次報告会」を川南町役場(宮崎県)で実施し、日髙昭彦(ひだか あきひこ)川南町長、國武久登(くにたけ ひさと)宮崎大学副学長(農学部教授)をはじめ約25名の関係者が参加した。

本報告会は、平成22年度に同町の畜産業に壊滅的な被害を与えた口蹄疫からの復興と農畜産業や地域経済の更なる飛躍に取り組むことを主な目的として、平成28年10月12日に包括的連携協定を締結したことをきっかけに開始した各連携事業の進捗状況や成果を報告するもの。

まず、國武久登農学部教授からラズベリーの特産化に向けた研究成果に関する報告がなされ、開発された新系統のラズベリーを使用して作られたユニークな加工品の紹介がなされた。続いて、「耕作放棄地を有効活用した放牧による肉用牛の低コスト生産プロジェクト」を担当する家入誠二農学部教授からは、同町における耕作放棄地を有効活用した肉用牛の効率的な放牧生産技術確立に向けた取組に関する研究が報告された。

20190226_01_01.jpg報告を行う國武副学長

また、平成31年度の連携事業についても意見交換が行われ、ラズベリーの産地化に向けた取組やバナナの研究に関する取組などにおいて、引き続き連携して取り組んでいく方向性が確認された。

20190226_01_02.jpg会場の様子

宮崎大学では、これまで培ってきた市町村連携のノウハウを生かし、企業などとの連携も強化しながら川南町の特性に合わせた事業を推進するとともに、より良い連携事業の展開を目指していくことしている。

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